電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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第49回

日本アルテラ(株) 代表取締役社長 ハンス・チュアン氏


ASIC代替開発を支援
車載・産業・医療市場を開拓へ

2013/9/13

―― 7月に日本法人社長に就任されました。
日本アルテラ(株) 代表取締役社長 ハンス・チュアン氏
 チュアン 日本アルテラに入社した1998年から日本でFAE(フィールド・アプリケーション・エンジニア)として顧客の技術サポートを担当。2007年に米国本社に勤務後、アジア太平洋地域のグローバル顧客担当セールス・ディレクター、12年からシニア・ディレクターとして大中華圏におけるセールス活動を統括。この7月から日本アルテラの社長に就任した。

―― 日本市場について。
 チュアン 当社は日本のPLD/FPGA市場でトップシェアを維持しており、通信/放送市場を中心とする既存顧客を大事にしながら、車載、産業機器といった分野へ本格的に進出しつつある。1月の国際カーエレクトロニクス技術展に初出展しており、車載用ではインフォテインメントや先進運転支援システム(ADAS)市場を開拓したい。日本企業が強いこれらの分野や医療機器、MFPも魅力的な市場だ。
 プロセスの進化による高性能化とローコスト化、消費電力の低減、柔軟性とリスク軽減といったメリットに加え、特にプロセッサーをFPGAに統合した「SoC」の投入により、ASICの代わりに活用してみようという動きが目立っている。

(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2013年9月11日号1面)

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