電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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第43回

一般社団法人日本半導体製造装置協会(SEAJ)会長 丸山利雄氏


「情報」の利活用で活動活性化
新領域の取り込みをゴールに

2013/7/19

一般社団法人日本半導体製造装置協会(SEAJ)会長 丸山利雄氏
 一般社団法人日本半導体製造装置協会(SEAJ、東京都千代田区六番町3、Tel.03-3261-8260)は、5月29日付で(株)アドバンテスト代表取締役会長の丸山利雄氏が会長に就任する人事を発表した。国内半導体メーカーがかつての投資余力を失い、海外でも上位メーカー3社で投資額全体の6割以上を占有するという寡占化が進むなど、製造装置を取り巻く状況が様変わりしている。丸山新会長にSEAJの今後の舵取りについて話を伺った。

―― 就任おめでとうございます。2009年7月に理事となられて以来、SEAJの活動に携わっておられますね。
 丸山 会長就任を打診されたのは昨年12月だ。SEAJの会員の8割は前工程装置メーカーで、残り2割に属する私に会長が務まるだろうかとも考えたが、一方で「仲間のため、SEAJのため、やらなければならない」とも思った。会員企業の皆さんと積極的に情報をシェアして会員数の増加に努めたい。

―― 先般発表した15年度までの需要予測は、SEAJとして初めて、マスコミ各社を集めたレクチャー形式でしたね。
 丸山 日本で「半導体」といえば、最近は暗い話題ばかりが目立つが、製造装置メーカーは世界で37%のシェアを獲得しており、頑張っていることを知っていただきたかった。

(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2013年7月17日号7面)

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