―― ご略歴から。
王 ナンヤ・テクノロジーには4年前に入社し、DRAMのセールス・マーケティングを担当した。そして今年4月に日本ナンヤ・テクノロジー(株)の社長として来日した。
―― 日本市場に対する基本的な考えは。
王 第一に前任者である岩田茂久社長を引き継いで、日本市場でさらに事業を拡大する。当社は日本と韓国市場をカバーし、その売上高比率は12年でナンヤ全体の約9%にまで拡大したが、これを近い将来20%にしたい。一方で、PCリテールは以前より縮小させている。これは既存のデスクトップPC、ノートPC市場が鈍化し、タブレット、スマホに移行するなど、将来的に大きな伸長が望めないことが大きな理由だ。
―― 生産体制と2013年の設備投資計画は。
王 12インチ「ファブ3A」(泰山)と8インチ「ファブ1」(桃園)がある。ファブ3Aは42nmスタック技術を採用し、生産能力は月産6万枚だ。主にDDR3の1G/2G/4Gビット品を生産している。
(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2013年5月1日号1面)