伯東(株)(東京都新宿区新宿1-1-13、Tel.03-3225-8910)は、「電子デバイス」「電子コンポーネント」「電子・電気機器」「化学」の4領域における豊富な実績と経験をベースに、成長市場へ先進的な製品とソリューションを提供し続け、また、グローバル活動を積極展開している。そこで、代表取締役社長の杉本龍三郎氏に成長戦略について伺った。
―― 電子デバイスの新商材について。
杉本 まず、富士通セミコンダクターの各種汎用ICに期待しており、新年度から本格的に販売を開始する。インターナショナル・レクティファイアー社のパワーマネジメントアイテム、ライトポイント社の無線LAN機器量産試験用測定器も順調に伸びている。
シンテラ社のホームネットワークコントローラーIC、スマートグリッドネットワークコントローラーICは、今後の市場創出を見越したもので、時間をかけて浸透を図り、市場の拡大に備える。
―― 太陽光発電(PV)関連の状況は。
杉本 カナディアン・ソーラー社とトリナ・ソーラー社の太陽電池パネル、明電舎のパワーコンディショナーを組み合わせたソリューションを提供する。メガソーラー向けも出ているが、中小工場や店舗の屋上といった、申請が簡単な50kWまでの出荷が2012年10月以降、急増している。荏原ユージライト社と共同開発の家庭用蓄電池も、必要に応じて提供できる。
(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2013年3月27日号4面)