電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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第30回

サンディスク(株) 代表取締役社長 小池淳義氏


1Yプロセス準備中
SSD売上高、14年に25%

2013/3/22

サンディスク(株) 代表取締役社長 小池淳義氏
―― 2012年を振り返ると。
 小池 グローバルでの年間売上高は前年比11%減の50億5300万ドル、純利益は同58%減の4億1700万ドルの減収減益となった。前半のNAND価格の下落が想定以上となり厳しかった。しかし、12年4~6月をボトムとして7月以降から回復途上にある。
 また12年はSSD元年となった。世界的なPC需要の低迷の中で大健闘したとみている。さらに本格投入したPCI Express向けなどの産業用途の出荷もスタートした。

―― 足元の状況はいかがですか。
 小池 決して絶好調ではないが、順調に回復している。価格も落ちついてきており、大きな値崩れはないとみている。年末にかけて四半期ごとに増収となるだろう。グローバルでの13年売上高は53億~56億ドルを見込んでいる。

―― 明るい材料は。
 小池 前述のとおり、SSDが大きく成長している。ほかにも12年はスマートフォン(スマホ)向けの組み込み用途が好調で、OEM向けの大半を占めた。

(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2013年3月20日号1面)

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