電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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第29回

ハンミ半導体(株) 代表取締役会長 郭 魯権氏


韓国半導体産業の生き証人
後工程装置で日本市場に攻勢

2013/3/15

ハンミ半導体(株) 代表取締役会長 郭 魯権氏
 韓国の半導体製造装置の市場規模は、2012年に89億ドルとなった。韓国半導体製造装置メーカーの代表格として、国産化に40年近く専念してきたハンミ半導体(株)の代表取締役会長、郭魯権(カク・ノゴン)氏に、同社のビジネス戦略と今後の取り組みを伺った。

―― 韓国半導体産業の生き証人といわれています。
 郭 私は1967年に米モトローラの韓国支社で開発部長を務めてから、80年にハンミ半導体を創立した。天然資源が乏しい韓国では、輸出が国家経済を牽引すべきであり、なかでも半導体に対する関心度が高い時代であった。

―― 貴社の概要を。
 郭 半導体製造用の後工程装置を製作している。現状で世界22カ国の260の企業と取引している。全社員の30%に達する約180人が専門研究員で構成されており、付属研究所でR&Dに邁進している。

―― 主力製品について。
 郭 「ソーイング・アンド・プレースメントシステム」という後工程装置である。同装置が誇る世界最高レベルの技術競争力は、他の追随を許さない。

(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2013年3月13日号7面)

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