電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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第19回

コニカミノルタアドバンストレイヤー(株) 常務取締役 機能材料事業本部長 秋山正巳氏


60μm厚のTACフィルム好調
中小型向けに25μmも量産開始

2012/12/21

コニカミノルタアドバンストレイヤー(株) 常務取締役 機能材料事業本部長 秋山正巳氏
 コニカミノルタホールディングス(株)(東京都千代田区丸の内2-7-2、Tel.03-6250-2111)は、偏光板に用いられるTAC、位相差フィルムのVA-TACフィルムを展開、得意の薄膜技術で他社との差別化を図っている。事業を手がけるコニカミノルタアドバンストレイヤー(株)の常務取締役 機能材料事業本部長の秋山正巳氏に、事業の状況や製品戦略などについて伺った。

―― 2012年度の全体市況について。
 秋山 LCDテレビパネル市場は、当初予測どおりの2億2500万台程度で推移しているようだ。通常、季節要因として夏過ぎごろに出荷数が減少するが、12年はそれも無く、順調な出荷が継続している。年末まではこのまま堅調に推移するだろう。

―― 新製品が業績に大きく貢献しています。
 秋山 VA-TACは業界トップシェアをキープしており、11年から提供を開始した60μm厚のTACフィルムの採用が拡大している。

(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2012年12月19日号6面)

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