電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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第16回

ソニーセミコンダクタ(株) 代表取締役 執行役員社長 久留巣敏郎氏


モジュール工程を強化
CISに次ぐ柱を育成

2012/11/30

久留巣敏郎氏
―― 11月にソニーセミコンダクタの社長に就任されました。まずは抱負を。
 久留巣 当社の半導体事業の生産・開発面を統括する立場として、主力のイメージセンサーをさらに進化させるだけでなく、これに次ぐ新たな柱を育てていきたいと考えている。


―― 具体的には。
 久留巣 着任間もないので、まだオープンにできるものはないが、イメージセンサーのような差異化技術を持ち、それら技術はレシピ的な要素で構成され、かつニッチな分野を想定している。

―― CMOSイメージセンサー(CIS)では裏面照射型を武器に大きな成功を収めています。
 久留巣 これまでの開発体制は、ソニー(株)厚木テクノロジーセンター(テック)の半導体事業本部を中心に多くのことが行われていたが、09年に製造拠点に開発機能の多くを持たせたことが、裏面照射型での大きな成功になったと考えている。

(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2012年11月28日号1面)

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