電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
第8回

JNC(株) 取締役常務執行役員 後藤泰行氏


IPS光配向技術のユーザー評価進む
有機EL・プリンタブルの本格化に期待

2012/9/28

JNC(株) 取締役常務執行役員 後藤泰行氏
 JNC(株)は、チッソ(株)から機能材料分野、化学品分野、加工品分野などの事業譲渡を受け、2011年4月1日より営業をスタート。FPD関連では、液晶材料のリーディングメーカーの一角としてシェアの拡大にしのぎを削るとともに、有機ELやプリンタブルエレクトロニクス関連で各種製品も手がけ、事業の拡大を虎視眈々と狙う。取締役常務執行役員の後藤泰行氏に、FPD関連事業の現況、今後の事業戦略などについて伺った。

―― 液晶材料では主要3社による激しい競争が繰り広げられているが、貴社の特徴・注力分野は。
 後藤 当社では、IPS(In Plane Switching)方式およびIPS方式の改良型であるFFS(Fringe Field Switching)方式向けをメーンに液晶材料を展開している。
 IPS方式は、VA方式に追い付け追い越せで活発に開発が行われており、性能に対する材料依存度も高い。当社としてもお客様のニーズにしっかりと対応できる製品をご提供できるよう取り組んでいる。


(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2012年9月26号6面)

サイト内検索