夏休みシーズン前に、東京・台場の屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」や、東京の「渋谷モディ」でソニーの夏祭りなど、楽しい記者発表会に参加した体験を披露したい。
CAセガジョイポリス(株)(東京都品川区)は、東京・台場の屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」で、テレビアニメ「東京喰種(トーキョーグール)」とのコラボ企画イベントを、10月21日まで開催している。同イベントは、2015年秋に一度開催されたもので、人気のテレビアニメ「東京喰種」とのコラボ第2弾となる。「東京喰種」とは、ヒトの形をしながら、ヒトとは異なる存在で、群衆に紛れてヒトの肉を食べる不気味な生き物。喰種を研究する組織「CCG」は、「クインクス」という実験体集団を新設し、この「まともな人間」ではない存在の駆逐を図るという内容である。
東京喰種について、それまで知らなかったのだが、新アトラクション体験は真夏の肝試しに持ってこいだと感じた。主催者側から「ネタバレさせないで」と釘を刺されているため、新アトラクションの詳細は語れない。
「A.B.C-Z」による
初コラボ&初広告出演の舞台になった
7月26日に行われた記者発表会には、クインクス班役の声優5人(花江夏樹、石川界人、内田雄馬、藤原夏海、佐倉綾音、以上敬称略)も登場し、「声優とはこんなに若い人たちが務めているのか」と感心した。
これとは別にCAセガジョイポリスは、人気アーティスト「A.B.C-Z」とのコラボイベントも10月14日まで、同じ東京ジョイポリス内で開催している。A.B.C-Zもこの記者発表会で知った。会場にファンの女の子達がキャーキャーと叫んで詰めかけ、その熱狂ぶりに圧倒されてしまったのだが、A.B.C-Zの音楽は、おじさん記者の私も乗せられて、楽しくなってしまった。完全撮り下ろしのプレミアムデジタルライブはファン必見で、オリジナルグッズに加えて、絶叫アトラクションとのコラボなどテーマパークならではの試みが目白押しだ。
ソニー(株)(東京都港区)は、東京都渋谷区の「渋谷モディ」1階に設置した“ソニースクエア渋谷プロジェクト”で、8月31日まで「ソニーであそぶ“夏祭り”」を開催している。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術などを駆使した新体験を提供するもの。この企画は、ソニーならではのテクノロジーとコンテンツを掛け合わせ、渋谷の真ん中で夏祭りを楽しむことを目的に、4つのコンテンツを提供する。
デバイスを身に着けずに、VRコンテンツに没入できる空間「Immersive Space Entertainment~没入型ドーム映像体験~」では、「A day」という映像を利用して、ソファーにゆったり座りながら東京観光を楽しむことができる。ソファーを回転させると、その動きに映像がついてくるので、実際に自分の視点で観光名所を巡っているかのような感覚になる。
また、人や物の形状を瞬時に認識して4K高画質のAR演出ができるインタラクティブ・デジタルサイネージ「MITENE」を導入した「お祭り変身フォト」では、祭りの背景に客が入り込んで、夏祭り会場にいるかのような楽しい写真を撮影することができる。
さらに、「奏でる交差点夏祭り」では、渋谷モディ前の交差点のリアルタイムのライブ映像がモニターに映し出され、太鼓などの和楽器の絵が描かれた部分をタッチすると、夏祭りを感じる音を奏でることができる。夏祭りを盛り上げるため、以前もソニースクエア渋谷プロジェクトに登場した「aibo(アイボ)」も戻っている。ソニーの夏祭りは8月31日までで、無料で体験できる。子供に科学や技術の興味を持たせたいお父さんやお母さんは、夏休み中の子供を連れてくるのも手軽で良いのでは。
夏休みは、猛暑を忘れさせてくれるアニメや人気歌手グループ、科学技術を東京で楽しむのも悪くない。