商業施設新聞
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No.399

私を野球場に連れてって


高橋 直也

2013/2/19

 プロ野球のキャンプが佳境に入っている。ドラフト会議やトレード、大物外国人の獲得など、なかなか盛り上がったストーブリーグだった。とくに某外野手のトレードは驚いたが、新しいチームに行っても応援していきたい。

 さて、昨シーズンは1試合しかプロ野球を見にいけなかったので、今シーズンはもっと足を運びたいものだ。友人と広島旅行に行って1~2試合観戦しようか、などと話している。商業施設新聞としても、旧広島市民球場跡地に公園・広場が整備されるらしいので、開発状況を見てくるのも面白そうだ。周辺の商業施設との連動も構想しているようで、完成に向けて当新聞でもいくつか記事が出るだろう。出るはずだ。出して欲しい。

 ところで入社以来、どうにか野球場を取材できないものかと考えているが、なかなかうまい理由が見つからない。一度、照明の取材と銘打って、本気で取材をしようとしたものの、商業施設となかなか結びつかないので諦めた。ハンバーガー店などが出店しているのは珍しくないとはいえ、なかなか企画が思いつかない。なにかの拍子で出店が続いてくれれば、病院や高速道路のような特殊立地として取材できるのだが、野球場は毎日利用するわけではなく、営業が難しいようだ。野球場の隣に商業施設を作ってくれれば、取材と称して入り込める可能性もゼロではない。しかし自分が担当する取材エリアでは当面なさそうだ。

使用料さえ払えば利用できる球場が多い(写真は京セラドーム大阪)
使用料さえ払えば利用できる球場が多い
(写真は京セラドーム大阪)
 そういえば、大学生のとき東京近郊の海に面した某プロ野球場で草野球をしたことがある。ピッチャーじゃないのにマウンドに登り、「上京してよかった!」と感動したものだ。料金も1人1000円くらいだった気がする。ということで、調べて見ると2時間2万円未満ではないか。18人で割ればたった1000円強!

 いまなら学生の時よりは、懐が暖かい。あのときはキャベツと小麦が主食になるくらい金がなくて、ナイター、電光掲示板(別料金)をつけられなかった。あれから10年、今なら何とか出せる。編集局長と編集長、同僚記者が所属する草野球チームをそそのかしてみようか。実現すれば、大いにプロ野球場を味わうことができる。
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