ボディクリームやハンドクリームが手放せない季節になってきた。いつも使っていたボディクリームが切れていたので、通りすがりの店を覗くたびに、いいものはないかと探していたが、結局定番の店でお手頃価格のボディクリームを購入した。

　その翌日の10月16日、大阪の西梅田にある商業施設、ブリーゼブリーゼの1階に出店した「TATRAS＆STRADA EST（タトラス＆ストラダ　エスト）」のレセプションパーティに参加した。

　タトラスは、イタリア・ミラノ発のファッションブランドで、中でもダウンジャケットが人気。ユナイテッドアローズやエストネーションで取り扱っているが、直営店は東京の青山と今回、関西の旗艦店として出店した西梅田のみだという。「ストラダ　エスト」は、タトラスの目線でセレクトした洋服や小物を扱うセレクトショップで、今回の出店は複合タイプの店のようだ。

　取材を進めていく中で、タトラスがセレクトしたコスメとはどんなものかと気になったので、担当の方に案内してもらった。案内先の壁の什器にディスプレイされていたのは「Veilly（ベイリー）TOKYO」というコスメブランド。最新のスキンケア医学に基づきドクターが開発したもので、高配合のセラミドをメーン成分に、プラセンタやヒアルロン酸などを配合している。一方で、ステロイドや防腐剤などを使用しておらず、アトピー肌の人でも使用できるドクター目線のコスメで、話を聞くとかなり優れている。

　最初に、ボディ＆ハンドクリームを試してみると、肌に“スー”っとなめらかに伸びるので驚いた。大抵、保湿力の高いクリームは肌につけた時の“伸び”がイマイチだったりする。冒頭でボディクリームを購入したと書いたが、実際は保湿成分が少なめのボディローション（化粧水）で、クリームよりも手早く全身に伸びるところがいい。保湿力よりも、使いやすさを重視した結果、ボディローションを購入したのだ。そんな経緯もあって、ベイリーの商品はクリームなのにすばらしい“伸び”だったことに驚いている。たまたまオープニングの2日間だけ来店していたコスメ担当のお姉さんに「昨日買ってしまったものが切れたら、今度はこれを買います！」と宣言したほどだ。

　ちなみに、ベイリーはパッケージや香りにもこだわっていて、化粧水など肌に直接浸透するもの以外のスキンケア商品には、少しだけローズの香りを導入している。また、五感を大切にすることをモットーにしており、使用する前から香りを感じさせるようなフラワーとリンクしたパッケージを採用。デザインは、どれもハイセンスだと思う。
　さらに、男性でも使用できるシェアードコスメを意識したデザインや香りにも感心させられる。お姉さん曰く、開発したドクターはとてもお洒落なドクターのようだ。
　ベイリーの商品は、タトラスのほか、他のセレクトショップや期間限定のショップなどで購入きるという。