商業施設新聞
新聞・情報紙誌のご案内出版物のご案内広告掲載のご案内セミナー/イベントのご案内
第151回

(株)UMAMI BURGER JAPAN 代表取締役 海保達洋氏


22日、横浜に2号店オープン
フードコート、FC店も検討

2018/10/16

(株)UMAMI BURGER JAPAN 代表取締役 海保達洋氏
 2017年3月に日本上陸を果たしたハンバーガーレストラン「UMAMI BURGER」。東京・青山の日本1号店はいまだに行列ができており、9月22日に2号店を横浜・みなとみらいにオープンする。3号店を都内に出店することも検討しており、今後の展開から目が離せない。(株)UMAMI BURGER JAPAN代表取締役の海保達洋氏に話を聞いた。

―― 1号店は開店から1年半ほど経ちました。
日本1号店はいまでも行列ができている
日本1号店はいまでも行列ができている
 海保 17年3月24日に店舗面積170m²、70席の店舗としてオープンした。UMAMI BURGER JAPANはメディロスホールディングス(株)の傘下であるが、グループとして初の外食事業だったため試行錯誤の連続だった。ただ、日本事業のオーナーが米国に在住していることもあって、疑問があればすぐに本国のスタッフと直接やりとりできた。結果的にアメリカ発のレストランというより、アメリカのレストランとして商品やサービスを提供できていると思う。米国では知名度・人気が高いブランドだが、日本でも軌道に乗り、平日でもよく行列ができている。

―― 1号店の客層は。
 海保 女性が7~8割を占める。青山という立地柄、ハイセンスな人も多い。個人的に嬉しいのが、女性1人でも来ていただける店になっていること。一番人気があるのは「ウマミバーガー」で、客単価は2100~2200円ほどだ。

―― 昼夜ともに賑わっていますね。
 海保 サイドメニューも充実しており、クラフトビールなどアルコールも豊富なため、夜も繁盛している。大人のデートスポットになっており、ハンバーガー店というよりもハンバーガーレストランだろう。

―― 日本ではハンバーガーレストランの競合が増えています。
 海保 UMAMI BURGERの強みはなんと言っても美味しいこと。私がこのブランドを日本で出店したいと思ったのも、このハンバーガーを日本の人に味わってほしかったから。日本でも毎朝、店舗で肉を挽き、成形している。独自の成形製法で、食べたときにふわっとするのが特徴だ。
 日本でも積極的に商品開発を行って本国に逆輸入することもあるのだが、ただ美味しければいいのではなく、旨味にこだわっている。サイドメニューも生のトマトを出すのでなく、旨味が増すようにローストしているのはUMAMI BURGERらしさといえる。

―― 9月22日、いよいよ日本2号店が開店します。
 海保 みなとみらいセンタービルの商業フロア「エムエムクルーズ」にオープンする。2号店は関東で考えており、横浜エリアでも物件を探していた。UMAMI BURGERのサンタモニカ店はウォーターフロントの魅力的な立地で、日本でもウォーターフロントの立地に出店したいという思いがあったのだが、みなとみらいで良い物件と出会えた。店舗面積は145m²で、47席を備える。

―― 1号店とは内装など雰囲気が違うようですね。
 海保 米国でも店ごとに内装を変えており、みなとみらい店では1号店になかったテイクアウト専用のカウンターを設けた。オフィスビルの商業フロアに出店しているため、ランチ需要のテイクアウトもあるだろう。みなとみらいはデートスポットでもあり、土日の賑わいも期待できる。色々な層を見込める立地だ。

―― 気が早いですが、3号店の予定は。
 海保 都内の商業施設への出店も検討している。米国ではニューヨークなどでフードコート業態を出店しており、いずれ日本でも出店したいと思っている。日本の商業施設事業者にフードコートも検討している旨を話すと「フードコートもできるんですか」と驚かれることもある。今後もフードコートには出店を検討したい。

―― 今後の展開は。
 海保 事業開始から5年で10店体制という目標はあるものの、無理に出店数を追わず、立地を吟味したい。フードコートを除く通常店舗のサイズは35~50坪を想定している。米国ではハイクラスなホテルのレストランとしても出店しており、日本でも機会があればと思っている。
 また、地方の主要都市でも開業したい。この場合、エリアFCのような形を想定している。例えば、北海道はA社、東北はB社のような形で地場のマーケットをよくご存じの方にお任せしたい。このほか、アジア圏の展開も当社が担当することになっている。本国のスタッフと頻繁にやりとりしていることもあって、信頼は厚いと感じる。今後も事業展開を加速していきたい。

(聞き手・副編集長 高橋直也)
※商業施設新聞2262号(2018年9月18日)(8面)
 経営者の目線 外食インタビュー

サイト内検索