静岡県伊東市の「プレジャーリゾート 伊豆赤沢温泉」内で、グランピングリゾート「GRAX EARTH FIELD(グラックス アース フィールド)」が4月27日に開業した。カトープレジャーグループが開発した施設で、開業直前の4月下旬の週末を利用して試泊させてもらった。61歳にして初のグランピング体験となり、感激だった。
32サイトのドームテント(鉄骨と高耐久テント生地造り)が、自然の地形を生かした場所で快適性とデザイン性を兼ね備えて設置され、その中の1サイトに宿泊した。広さは55~59m²。施設内には3つのベッドを備えたリビング、屋内バーベキューを楽しめるダイニング、シャワールームや洗面台などが設置され、ひとつながりの空間を形成し快適。専用ガーデンにはハンモックやテーブルセットが備わり、アウトドアも満喫できる。滞在中には、AIコンシェルジュが問い合わせに応じてくれて交流が楽しい。3人1室(2食付)利用時の1人当たりの料金は2万5300円で豪勢だ。1サイトごとに電動式カート1台が貸し出され、「プレジャーリゾート 伊豆赤沢温泉」内の他施設を訪れて楽しむこともできる。
夕食は、サイト内で楽しむバーベキューを中心に、伊豆の食材や海鮮を料理人が仕込んだ本格的な料理を味わう。ステーキ用の肉、アヒージョ、炊き込みご飯、サラダ、プリンが冷蔵庫内に用意され、自ら焼いたり加熱する過程を楽しみながら食べるとお腹はいっぱい。食後に食器や鍋を庭の箱に入れておくと、係の人が回収に来てくれる便利なサービスだ。また、翌朝に配達された朝食も新鮮で、しっとりと仕上がったフレンチトーストや厚切りベーコン、卵を自ら焼いて食べ、一日を始動するためのエネルギーが十分に確保でき、味もすばらしい。
GRAX EARTH FIELDのエリア内には、宿泊者専用のラウンジが用意され、ビリヤードや卓球、エアホッケー、約2300冊の漫画を楽しめるとともに、ハンモックでリラックスできる空間もある。またセンター施設は、チェックイン手続きや待ち合いの場として利用できるほか、昼は珈琲、夜にはアルコールやノンアルコールを用意、ドームテントと異なる語らいの場としての活用もできる。
プレジャーリゾート 伊豆赤沢温泉は全敷地が約25万m²で、敷地内にはほかに赤沢温泉ホテル、赤沢日帰り温泉館、赤沢迎賓館、海洋深層水赤沢スパ、PLEASURE ARENA(4月27日開業)など様々な施設がある。GRAX EARTH FIELDから電動カートに乗って赤沢温泉ホテル、赤沢日帰り温泉館を訪れ、2種類の天然温泉にも浴してみた。いずれも空と海を見渡す露天風呂を備え、生き返ったような気分になる。赤沢日帰り温泉館は、宿泊なしで朝から訪れる客でにぎわい、露天風呂以外にも「海のねころびラウンジ」やタイ式マッサージ、海鮮丼の食事を楽しめる。今回の体験を通じ、伊豆赤沢温泉は、北方へ1時間ほど離れた場所でにぎわう熱海に続く観光拠点へと発展する予感がした。