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第8回

日光産業団地、日光ブランド前面に企業誘致、15年3月分譲開始で予約受付中


2014/5/7

造成中の日光産業団地
造成中の日光産業団地
 日光東照宮などの世界遺産を有し、観光都市として年間1000万人を超える観光客が訪れる日光市。その日光市で造成が進められているのが日光産業団地である。
 この産業団地は、林野庁森林管理所の苗畑跡地16.1万m²を栃木県土地開発公社が取得し造成を進めている。分譲面積は11.2万m²で、大きく3区画を整備する計画。2013年10月から分譲予約の受付を開始、現在日光市の協力を得て急ピッチで開発を進めている。15年1~2月には造成工事が完了し、3月には分譲を開始する見込み。
 日光宇都宮道路土沢ICから2.5km、車で約5分、宇都宮ICから21分、都心から約2時間の距離にある。標高333m²に位置しており、地下7~12mはローム層でそれ以下は砂礫層となっている。日光連山から端を発する豊富な地下水があり、団地全体では5500m3/日を確保できる。団地周辺には15mの緑地を確保、団地内に公園も整備する計画で、公園は緑地面積に含まれる。
 4.1万m²のI区画、3.7万m²のII区画、3.4万m²のIII区画を整備。I区画は4段に分けて造成中で、I区画あたり1万m²程度となり、1mずつの階段状に整備する。II区画は8区画程度に分割する。区画割りに関しては相談を受け付けており、区画内のどこかに段差を設置する必要が生じてくるが、一括での分譲も可能である。
 現在の日光市は、06年に5つの市町村が合併して発足。面積は栃木県の4分の1を占めており、全国でも3番目に広い面積を誇る市である。気候は東京とさほど変わらない。南部は平地となっており、食品、医薬品、自動車などの工場が集積している。栃木県および日光市では、「メイド イン 日光」をキャッチフレーズに日光ブランドを前面に出し企業誘致を進めている。
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