商業施設新聞
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2025/2/4(2582号)主なヘッドライン
カフェはコーヒーだけじゃない スタバなど“紅茶”業態拡大
女性集客、差別化など期待


スターバックス ティー & カフェは「恵比寿ガーデンプレイス センタープラザ」にも出店している
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 カフェと言えば一般的にはコーヒー系カフェが主流だが、紅茶を楽しむティー系カフェが増加している。ホテルなどでアフタヌーンティーを楽しむ「ヌン活」の流行もあるほか、デベロッパーからはティーカフェにより「新規顧客を獲得できる」という声もあり、スターバックスやタリーズコーヒーのティー業態も拡大中だ。業態ごとに特徴・滞在時間などが異なり、施設のニーズに合った店舗誘致などが進んでいきそうだ。

■スタバはコーヒー系カフェと異なる過ごし方も
 スターバックス コーヒー ジャパン(株)は2020年にティーに特化した店舗「スターバックス ティー & カフェ」の展開を開始し、現在、店舗数は全国で15店と一定数を誇る。また、タリーズコーヒージャパン(株)は17年から紅茶ドリンクのラインアップを拡充した業態「タリーズコーヒー &TEA(アンドティー)」を展開しており、店舗数は34店まで拡大した。
 スターバックスやタリーズはコーヒー系カフェとしても集客力が高いが、あえてティーカフェを誘致しているデベロッパーの意図はどのようなものか。例えばスターバックス ティー & カフェは「イオンレイクタウン」と「イオンモール宮崎」に出店しており、イオンモール(株)に出店の意図を聞くと「モール内の既存店や他の商業施設との差別化を図るため」とするほか、「利用者からのニーズの高まりも誘致した大きな要因となった」と話す。ティー & カフェにはノンカフェインのドリンクメニューも多く、女性からの人気も高いという。仮に今後、同社の他施設にティー & カフェを誘致する場合、「女性をターゲットにしたアパレル専門店や雑貨専門店の近くの区画への出店が望ましいと考えている」というほどだ。
(以下、本紙2025年2月4日号1面)




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