商業施設新聞
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2025/1/28(2581号)主なヘッドライン
客船ターミナル・MICE施設、寄港数増へ全国で整備進む
長崎は構想含め計画2件


長崎港元船地区整備構想のイメージ
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 2024年、訪日外国人数が過去最多の3686万9900人(日本政府観光局調べ)を記録したが、政府はさらなる増加を目指している。これを後押しする施策が「客船ターミナル」や「MICE施設」などの施設整備だ。客船ターミナルは長崎で構想を含め2件の計画があるほか、東京・晴海では暫定施設の稼働が始まる。MICE施設はコロナ禍で事業が一時ストップしていた札幌の案件が再始動するなど、にわかに盛り上がりを見せている。いずれも周辺施設へ人の波及が期待でき、一帯での賑わい創出が進むとみられる。

 関東では横浜港大さん橋国際客船ターミナル、横浜ハンマーヘッドなどの客船ターミナルが知られているが、これらの施設は富裕層を含む人々が船を乗り降りし、周辺施設への波及も期待できる。
 こうした中、国内では既存施設の老朽化などから新施設の整備も続々と行われている。例えば、大阪港の「天保山客船ターミナル」(大阪市港区)は、老朽化が進んでいることからPFI事業で建て替えを行い、24年5月にリニューアルオープンした。新ターミナルは大型クルーズの寄港にスムーズに対応し、受け入れ機能も強化された。また、海遊館やUSJなどの人気スポットにも近く、大阪・関西万博の会場にもアクセスが良いなどの利点を持つ。将来的には国際クルーズ船の母港化・世界水準の客船ターミナルを目指す。
(以下、本紙2025年1月28日号1面)




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