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2024/4/16(2542号)主なヘッドライン
存在感増すNSC、今春は三井、野村など開業
建築コストも影響か



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 広域型ショッピングセンター(RSC)の開発用地が減少している中、ネイバーフッド型ショッピングセンター(NSC)は存在感を増している。直近では、イオンリテール(株)、野村不動産(株)、三井不動産(株)などが開発を実施。RSCの開発余地は10施設とされるのに対して、NSCは70~80施設との声もあり、開発計画は複数控える。イトーヨーカドーなど大型店舗の跡地も候補地として注目されるなど、NSC開発は続きそうだ。

■三井不動産はRSCとNSCが近接も補完関係
 2023年11月、三井不動産は千葉・南船橋駅前に「ららテラスTOKYO―BAY」を開業した。南船橋といえば、超大型RSCの「ららぽーとTOKYO-BAY」がある街として知られ、ららぽーと、ららテラスともにスーパーマーケットが出店するなど一部業種は重複する。ただ、ららぽーとは超大型RSCということもあり、敷地は駅に近いが、スーパーまでは駅から徒歩5分程度かかる。対してららテラスのスーパーは駅に隣接し、仕事帰りや周辺のワーカーなどは利便性の高さに助けられている。NSCのサッと買って帰れる利点を生かし、2施設は共存関係にある。
 さらに三井不動産は、24年3月に「ららテラス HARUMI FLAG」(東京都中央区)を開業したが、「アーバンドック ららぽーと豊洲」とは自転車、あるいは徒歩圏内の距離感だ。こうしたららぽーと、ららテラスの距離感はRSCとNSCが共存でき、NSCには開発余地があることを示している。


(以下、本紙2024年4月16日号1面)




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