24年度外食出店まとめ、46社で計3627店超を計画
ゼンショーが1450店出店へ、人手確保など課題も
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商業施設新聞は主要外食企業63社の出店数を調査した(10面参照)。2024年度の出店数が判明している46社の合計値は3627店以上となり、63社の前年度実績と比べても767店以上の増加を見込む。出店数を牽引するのはゼンショーホールディングスで、海外を中心に1450店もの出店を計画する。また、トリドールホールディングスは351店を計画し、こちらも海外出店が目立つ。ほかにも積極出店する企業は多いが、国内では人手不足や物件獲得競争の激化など、店舗開発は難しさを増している。
■ゼンショーは寿司に存在感
23年度における63社の出店数は2860店で、24年度は判明している46社だけでもここから大きく伸長する。
24年度の出店計画数でトップに君臨するのは、前年度に続きゼンショーHDだ。ゼンショーHDは1450店の出店を計画しており、そのうち国内129店、海外1321店と9割近くが海外での出店となる。23年度も971店の出店のうち、海外は868店だったため、海外市場に注力していることがわかる。
ゼンショーHDの海外展開で注目したいのは「テイクアウト寿司専門店」だ。24年度のカテゴリー別の売上高予想を見ると、テイクアウト寿司専門店が属する「グローバルファストフードカテゴリー」で前年度比20.4%増を見込んでおり、「グローバルすき家カテゴリー」を超えて、同社の売り上げシェアのナンバーワンになることが想定されている。
(以下、本紙2024年6月25日号1面)
関東/中部
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アジア/海外
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シーポート地区