商業施設新聞
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2025/8/12(2608号)主なヘッドライン
外食企業 業種拡大が加速
吉野家はラーメン店拡大、サンマルクは牛カツ業態


すかいらーくHDは「資さんうどん」の展開を強化し、新たな客層の取り込みを図る
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 外食企業各社が新事業などで成長戦略を描く事例が相次いでいる。(株)すかいらーくホールディングスは「資さんうどん」をグループに迎え入れたほか、牛丼で知られる(株)吉野家ホールディングスはラーメン店を積極展開する方針だ。(株)サンマルクホールディングスは牛カツ業態を成長エンジンに位置づけるなど、少子高齢化などで胃袋の奪い合いが進む中、新事業でこれまでに取り込めていなかった客層を獲得する。外食企業の新戦略を追った。

■新たな業態で客層・売り上げ拡大へ
 すかいらーくHDにグループ入りした「資さんうどん」が話題になっている。北九州のソウルフードとも言われるブランドで、2024年10月にすかいらーくHD入りした。その後、25年2月に東京1号店として両国に出店し、繁盛している。
 すかいらーくHDは多数のブランドを保有し、和食関連の業態もあるが、うどん専門店はなかった。すかいらーくHDは積極的に出店や業態転換を進めており、そうした中、資さんうどんを迎え入れたことで出店・転換ブランドの選択肢を増やしたことになる。消費者としても既存のファミレス業態には行かないが、うどんには興味がある層もいるはずで、すかいらーくHDとして新たな客層を取り込めるようになった。
(以下、本紙2025年8月12日号1面)




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