外食企業 24年度売上高トップ10社、全社増収の堅調な業績に
ゼンショーは初の1兆円
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商業施設新聞は、外食企業売上高トップ10社の2024年度業績をまとめた。10社はいずれも増収で、営業利益は8社が増益となった。売上高については、業界トップの(株)ゼンショーホールディングスが国内の外食企業として初めて1兆円を超えた。また、日本マクドナルドホールディングス(株)は全店売上高(直営+フランチャイズの合計)が前期比6.6%増の8291億円で過去最高を更新するなど、大手は軒並み堅調な業績となった。各社は25年度も増収を見込んでおり、さらなる成長を目指していく。
■ゼンショーHDはファストフードが快進撃支える
売上高で外食業界トップに位置するゼンショーHDの25年3月期業績は、売上高1兆1366億円(前期比17.7%増)、営業利益751億円(同39.9%増)の過去最高を記録。事業別の売上高は「グローバルすき家」2957億円(同11.5%増)、「グローバルはま寿司」2484億円(同26.1%増)、「グローバルファストフード」3141億円(同28.9%増)など、主力事業が好調だった。特に「なか卯」「ロッテリア」や、「AFC」「Snowfox」(欧米で展開する寿司などのテイクアウト専門店)などを展開するグローバルファストフードは、売上高構成比が27.6%とグローバルすき家を抜き、最大を占めるまでに成長し、ゼンショーHDの快進撃を支えた。
(以下、本紙2025年5月27日号1面)
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