大阪 大型再開発を探る
都心・府下、各地で進行、万博跡の開発にも動き
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「グラングリーン大阪 南館」が開業し、EXPO2025大阪・関西万博の開幕を控えるなど、大阪は賑わいが増している。今後も大阪駅周辺や心斎橋で新たな大型案件が控えており、人の流入は進むとみられる。さらに万博の跡地活用を含むニシエリア、ヒガシエリアの開発も加速し、堺市、豊中市などでも案件が控えており、広範囲で開発が行われている。大阪府における再開発を追った。
■グラングリーン大阪は3日間で約70万人が来場
大阪・関西万博が開幕する今春、大阪駅を中心とするキタエリアではグラングリーン大阪 南館や「うめきたグリーンプレイス」などがオープンした。グラングリーン大阪 南館では「タイムアウトマーケット大阪」や「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」を導入し、開業から3日間で約70万人(グラングリーン大阪全体)が来場した。敷地の中央に「うめきた公園」を設け、その周囲に商業、オフィス、ホテル、住宅などを配置することで、地元住民だけでなく、旅行者、来街者も気軽に利用できる空間を創出した。
グラングリーン大阪は新たな人気スポットとなったが、大阪駅周辺の開発はまだまだ続く。大阪のランドマークとして親しまれてきた「大阪マルビル」の建て替えプロジェクトが始動し、地下4階地上40階建て延べ約7万4000m²のビルを整備することになった。高さは従前の124mから192mになり、ミュージアム、ホテル、イノベーションオフィス、コンサートホール・舞台、商業施設などを設ける。
(以下、本紙2025年4月8日号1面)
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