福岡市 郊外・都心で開発続く
三井が新たな商業開発、天神・空港など各社が推進
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福岡市で新商業施設「(仮称)三井アウトレットパーク 福岡」を開発することが明らかになった。九州最大の店舗数を誇るアウトレットモールとなり、郊外に新たな人の流れが生まれるはずだ。天神地区では4月24日に「ONE FUKUOKA BLDG.」(ワンビル)が開業して賑わいの核ができあがり、周辺ではさらなる再開発も進む。このほか福岡市内では福岡空港の新複合施設、「九州大学箱崎キャンパス跡地」の開発などが控え、都心・郊外の各所で大型施設が完成していく。盛り上がる福岡市の開発を追った。
■ワンビルは半年で約800万人が来館
再開発が進む天神エリアでは4月24日、西日本鉄道㈱(西鉄)が開発を進めていた大型複合ビルのワンビルが開業し、街に変化が表れている。同施設は延べ約14万7000m²の規模で、約130店の商業、オフィス、ホテルを配した。福岡市が推進する再開発プロジェクト「天神ビッグバン」における賑わいの核として期待されており、西鉄の担当者によれば来館者数は半年で約800万人となり、1日4万人前後で推移している。人流はワンビル周辺で確実に増加しているという。上期の売上高は予算を超えて着地しており、飲食やハイブランド、コスメ系のテナントが好調だとしている。
(以下、本紙2025年11月18日号1面)
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