2025年商業施設業界カレンダー
春に万博開幕、高輪開業へ、三井、イオンは複数計画
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2025年が始まった。25年は3月に東京・高輪ゲートウェイ駅前で「TAKANAWA GATEWAY CITY」のまちびらきを迎え、4月には大阪・関西万博が開幕する。また、三井不動産が春、夏、秋に「ららぽーと」などの開業を予定し、イオンモールは秋に2つの新規開業を控えるなど様々な動きがある。一方で「新宿ミロード」「新宿アルタ」など街を代表する施設の営業終了も予定されており、時代は移り変わっていく。25年に予定されている主な商業施設関連の出来事をまとめた。
■1月は大阪で新駅、3月に高輪と広島駅ビルが開業
年初、1月19日に予定されているのがOsaka Metroの新駅「夢洲駅」の開業だ。大阪・関西万博の最寄り駅として整備され、『万博の年』を感じさせる。同じく大阪には3月21日に「グラングリーン大阪 南館」が開業し、フードマーケットの「タイムアウトマーケット大阪」のほか、ファッション店、温浴施設などがオープンする。大阪では24年に続々と新施設が開業したが、その勢いは25年も続く。
一方、3月24日には広島新駅ビルの「ミナモア」が開業する。延べ約11万1000m²におよぶ大型開発で、多くの店舗を設けるほか話題となっているのが、路面電車が駅ビル2階に乗り入れること。乗り入れは新駅ビルの開業からは遅れるが、実現することでJRと路面電車の乗り換えがスムーズになり、市中への回遊性が向上される。25年は広島市にとってターニングポイントになるかもしれない。
(以下、本紙2025年1月7日号1面)
関東/中部
三井不動産、ららテラス川口、約100店で5月オープン、旧そごう川口店を改装
北海道/東北
大和ハウスリアルティマネジメントら、アクロスプラザ大原、店舗1万110m²で届け出、既存施設を建て替え
近畿/中国
イズミ、ゆめモール山陽、25年夏に全面開業、SMと13の専門店展開
九州/四国
ハローズとしまむら、徳島市に3棟複合、店舗5628m²で7月末開店
街づくり/都市開発
国際ビル・帝劇ビル建て替え、延べ17.6万m²で計画、劇場、店舗など導入へ
小売業界動向
アインHD 25年4月期下期、2事業で63店を出店へ、フランフランの新店も
ホテル&サービス
アスコット、八重洲に高級ブランド、大型再開発ビルに出店
外食産業動向
柿安本店 25年4月期下期、和菓子中心に出店5店、銀座の料亭全面改装も
デベロッパーに聞く 次世代の商業・街づくり No.458
東日本旅客鉄道(株) 執行役員 マーケティング本部 まちづくり部門長 高木浩一氏
商いの新しいものさし (株)商い創造研究所 松本大地 No.169
1日が幸せになる朝活カフェ業態
開店フラッシュmini
ビームス ライフ横浜
GURUNAVI FOODHALL WYE Cafe 勝どき
ルポSC
あべのキューズモール
年頭所感2025
人手不足、物価高などに直面