25年以降開業の商業施設まとめ
高輪にはニュウマン開業 三井、イオンも複数計画
クリックして拡大
本紙は2025年以降に開業する商業施設・複合施設の計画をまとめた。25年はJR東日本による高輪ゲートウェイ駅前の大型開発がまちびらきを迎えるほか、愛知県で三井不動産による商業施設が複数開業する。イオンモールも宮城県と長野県でオープンを予定するなど大型案件が目立つ。26年以降も多くの開発が控えるが、少子高齢化やオーバーストアが進んでおり、商業施設はこれまで以上に目的性の高さ、独自の魅力が求められていきそうだ。
■高輪や広島駅ビルなど新たなエリアの顔が開業へ
25年も様々な案件が開業する予定で、目玉となるのはJR東日本が高輪ゲートウェイ駅前で進めている「TAKANAWA GATEWAY CITY」だろう。まちびらきが25年3月27日に決まり、総延べ約84.5万m²におよぶ大型施設が順次開業する。約200店で構成される「ニュウマン高輪」が出店することも決まり、25年3月のまちびらき時に一部先行開業する。そのほか、ハイグレードオフィス、外資系高級ホテル「JWマリオット・ホテル東京」、国際水準の住宅など多くの機能を導入する。また、まちびらき時より街の中心「Gateway Park」を核に、マルシェなど様々なプログラムを展開する計画で、ナイトミュージアム&バーなどナイトタイムエコノミーの創出にも取り組む考えだ。これまで人の流れが少なかったエリアに新しい街をつくりだす。
(以下、本紙2024年11月5日号1面)
関東/中部ヒューリック、LICOPA東大和、1期施設を29日オープン、ヨーカドーなどが再出店
北海道/東北
一位物産、GRANDIR ICHII、28店で12月20日開業、核のSMはトライアル
近畿/中国
2025年日本国際博覧会協会、万博商業棟を届け出、延べ28万m²、店舗2万m²
九州/四国
イオンかのやSC、専門店は20店を展開、2階中央に新広場導入
街づくり/都市開発
日本橋一丁目1・2番地区再開発、都が組合設立を認可、延べ8万m²で27年度着工
小売業界動向
イオン 25年2月期上期、収益が4期連続過去最高、段階利益は減益に
ロジスティックス
オリックス不動産、三郷Ⅰ・Ⅱの2棟着工、初めて全館空調を導入
店舗・施設関連
三菱重工機械システム、ロボットが駐車作業代替、商業施設向けに提案強化
ホテル&サービス
大江戸温泉物語と湯快リゾート、統合でブランド名を統一、3年で10店出店へ
外食産業動向
サンマルクHD、「京都勝牛」を傘下に、海外進出の強化見込む
商いの新しいものさし (株)商い創造研究所 松本大地 No.167
良貨が悪貨を駆逐したココノススキノ
開店フラッシュmini
ニューバランス心斎橋
SAKImotobakery and more 扇町店
ズームアップ!注目企業インタビュー
(株)Bonchi 代表取締役社長 樋泉侑弥氏