商業施設新聞
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2024/10/29(2569号)主なヘッドライン
名古屋 名駅と栄地区 リニア、大型開発で刷新
百貨店関連の動きも複数


写真左が「ザ・ランドマーク名古屋栄」の完成イメージ。右側は「中日ビル」
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 リニア中央新幹線、大規模開発などで街が生まれ変わりつつある名古屋市。開発を牽引するのは名駅地区と栄地区で、栄では高さ211mの「ザ・ランドマーク名古屋栄」が整備されるほか、松坂屋の大規模リニューアル計画も発表された。名駅地区では名古屋鉄道らによる「名鉄名古屋駅地区再開発」が控えるなど商業開発は加速している。一方で平日夜の需要が弱いなどの課題もあり、開発によりどのように解決していくかも注目される。

■増える学生とオフィスワーカーが下支え
 従前から商業集積が進む名駅地区と栄地区だが、賑わい形成で大きな役割を果たしているのは学生と就業者の増加だ。名駅地区は「モード学園スパイラルタワーズ」や「愛知大学名古屋キャンパス」などJR名古屋駅から徒歩圏内で通える学校があり、栄地区も各沿線に有名大学が立地する。文科省が毎年行う学校基本統計によると、名古屋市の大学(以下旧制大学を含む)は25校(20年度)から19校(23年度)まで減っているが、大学の在学者数は10万4157人(20年度)から10万6641人(23年度)まで増加している。
 また、就業者も増加している。近年、名駅地区では「名古屋クロスコートタワー」「大名古屋ビルヂング」「JPタワー名古屋」と相次いで複合ビルが建設され、各施設にオフィスを導入した。栄地区でもオフィスを備えた高層ビルの建設が進み、「アーバンネット名古屋ネクスタビル」や「中日ビル」が完成、今後も「栄トリッドスクエア」や「(仮称)錦三丁目5番街区計画」が竣工する予定だ。23年に名古屋市が発表した「22年 就業構造基本調査結果(名古屋の就業構造)」では、就業者数が127万3000人と前回調査(17年)から4万2000人増えている。
(以下、本紙2024年10月29日号1面)




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