商業施設新聞
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2024/8/27(2560号)主なヘッドライン
空港再整備、各地で進む、成田で始動、福岡や関空も
旅客増加で街中開発も期待


空港の再整備が進む(写真は23年3月に新旅客ターミナルをオープンした阿蘇くまもと空港の商業エリア)
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 2024年上半期の訪日客数は1777万人超を記録し、コロナ前の19年同期を100万人以上上回った。ホテルや市中の免税売り上げが堅調に推移する中、国際空港の整備も活況だ。福岡空港や関西国際空港で増改築やリノベーションが進み、成田国際空港でも再整備が動き出した。こうした整備により国際線旅客数を大幅に増やす方針を打ち出している空港もあり、周辺のホテル需要増加など様々なプラス効果も期待される。

■関西と福岡は国際線旅客数大幅増加へ
 空港におけるインバウンド消費が勢いを増している。成田国際空港は約270店(6月時点)が出店する大規模な商業エリアを展開しており、23年度の売上高は1441億円と過去最高を更新した。成田国際空港でも訪日旅行者が戻り、円安はインバウンドの客単価を押し上げ、免税店のブランドブティックでは数百万円や一千万円級の超高額商品が販売された実績もあるという。
 24年上半期の訪日客数は1777万人超で、コロナ前の19年同期を100万人以上上回った。中長期的にはさらに訪日客が増えるとみられる中、国際空港における商業店舗や国際線の整備計画、リノベーションなどが続々進行し、空港内商業はさらに盛り上がりそうだ。

(以下、本紙2024年8月27日号1面)




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