商業施設新聞
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
2024/8/13(2558号)主なヘッドライン
SM業界 再編止まず、ロピアは店舗網を急拡大
いなげやはUSMHに合流



イトーヨーカ堂はOICグループなどに北海道・東北・信越の店舗を譲渡する(写真は関東の店舗)
クリックして拡大
 スーパーマーケット(SM)の合併、店舗譲渡など再編が活発化している。イオン傘下のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(USMH)に(株)いなげやが合流することになり、営業収益(売上高)1兆円規模の巨大SMが誕生する。一方、(株)イトーヨーカ堂や(株)西友は店舗譲渡により事業エリアの撤退・縮小が進み、「ロピア」を展開する(株)OICグループや、(株)イズミは店舗譲受により店舗網を拡大する。SM業界の再編を追う。

■OICグループ、イズミなどの譲受目立つ
 今年2月、イトーヨーカ堂は北海道・東北・信越エリアの店舗を譲渡し、同エリアから撤退することを発表した。合わせてOICグループに北海道、青森、岩手、新潟、長野の7店を、(株)ヨークベニマルに宮城の1店、(株)ダイイチに北海道の1店をそれぞれ譲渡することを発表した。
 その後、追加の譲渡もあり、OICグループは譲渡されたイトーヨーカドーの店舗を商業施設「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)」として展開する計画を発表した。札幌市と青森市の店舗を第1弾として、その後も北海道、青森、岩手、新潟で5施設開業する。
 一方、イズミは西友の九州69店(福岡県62店、熊本県3店、長崎県2店、大分県1店、佐賀県1店)を8月1日付で譲受し、九州エリアの店舗が急拡大した。特に九州最大のマーケットである福岡県内の店舗を増やしたことは追い風になるだろう。西友は九州エリアで屋号「サニー」を展開し、この認知度・ブランド力が高いことから、イズミはサニーの屋号を継続して使用する。一方、「西友」の屋号で営業する長崎県の2店については変える方針であり、現在協議を行っている。

(以下、本紙2024年8月13日号1面)




関東/中部
柏高島屋ステーションモール、複合型交流施設を導入、百貨店ゾーンも改装へ
近畿/中国
中澤HD、神戸BALを改装、10月26日リニューアル
九州/四国
佐賀玉屋、改築で本館営業終了、南館で営業継続、新館も
街づくり/都市開発
日本橋一丁目1・2番地区再開発、4街区で延べ8万m²超、
 都に組合設立を申請
小売業界動向
コスモス薬品 25年5月期、新店は120店を計画、長野、福島で出店調査
ロジスティックス
三井不動産 ロジスティクス事業、国内で新規8施設開発、
 延べ24万m²超の大型案件も
店舗・施設関連
フランケコーヒーシステムズ、業務用コーヒーマシン、新モデルを日本展開、
 独自の抽出技術を搭載
ホテル&サービス
FAV LUX 鹿児島天文館、鹿児島中心部に開業へ、サウナ付など63室
外食産業動向
スガキコシステムズ、たこ寿併設で出店攻勢、関東で新業態の計画も



泉谷渉連載コラム これがアブナイ記者の街歩きだ!! No.63
アイリスオーヤマ物語
新時代のテーマパーク・遊園地 No.6
メッツァ/ムーミンバレーパーク



開店フラッシュ
渋谷アクシュ
アバリーナ千船
開店フラッシュmini
TRATTORIA amarancia
サイト内検索