テーマパークや遊園地の大型投資が進んでいる。東京ディズニーシーに約3200億円を投じた新エリアが開業したほか、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも新エリアが2024年後半に開業する。一方で東京ディズニーリゾート（TDR）、USJ以外にも投資が加速し、沖縄県や横浜市で新テーマパークの開発が進むほか、温浴施設を設けた施設もある。人流が戻った中、各社の動向を探る。

■人流戻り、新アトラクション・新エリアなど開業
　23年度はコロナ禍が収束して外出機会が増加した。訪日客の往来も再開したことで、テーマパークや遊園地の入園者数および売上高は回復基調に転じた。オリエンタルランドは、24年3月期のテーマパーク事業の入園者数が前期比24.5％増の2751万人となるなど、各施設とも賑わっている。
　オリエンタルランドは約3200億円を投じて、東京ディズニーシー内に総開発面積約14万m²の新エリア「ファンタジースプリングス」を6月に開業した。さらに今後は東京ディズニーランド内の屋内型アトラクション「スペース・マウンテン」を一新するほか、映画『シュガー・ラッシュ』の世界を舞台とした新規アトラクションの導入も発表している。USJは人気を誇るスーパー・ニンテンドー・ワールドの拡張エリア「ドンキーコング・カントリー」を24年後半に開業する予定だ。

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関東／中部
イオンリテール、そよら福井開発、
　売り場5264m²で13日開業、「そよら」の北陸初出店
近畿／中国
大丸心斎橋店 本館、初の大規模改装を実施、約70店を順次オープン
九州／四国
トライアルカンパニー、荒尾市にメガセンター、25年1～2月開業へ
街づくり／都市開発
神戸・新港第二突堤、アリーナ横で「丘」を着工、飲食など設け25年4月開業
小売業界動向
大手百貨店4社 24年度業績、富裕層、訪日消費が牽引、
高島屋など予想を上方修正
ロジスティックス
三菱地所、仙台に27万m²の基幹施設、30年代前半完成へ
店舗・施設関連
イオンとまいばすけっと、Uberが買い物代行、24年内に1000店導入へ
ホテル＆サービス
温故知新、白馬に高級宿泊施設、全室角部屋、12月開業
外食産業動向
柿安本店 25年4月期、出店15店以上を計画、複合店の収益体制確立

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デベロッパーに聞く 次世代の商業・街づくり No.440
成田国際空港（株） 上席執行役員 営業部門長 神崎俊明氏
泉谷渉連載コラム これがアブナイ記者の街歩きだ!! No.62
ABAB上野の終焉
阪神エリア大型開発 節目の2024年 No.3
大阪駅西に物販と飲食の新施設
新時代のテーマパーク・遊園地 No.1
東京ディズニーランド／東京ディズニーシー

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開店フラッシュmini
ヤマハミュージック 横浜みなとみらい
インタビュー
（株）すかいらーくホールディングス 執行役員 店舗開発本部
　 マネージングディレクター 梅木郁男氏
ズームアップ！注目企業インタビュー
（株）アールケイエンタープライズ 店舗運営本部 RD事業部 部長 堀井聡氏