商業施設新聞
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
2024/6/25(2551号)主なヘッドライン
24年度外食出店まとめ、46社で計3627店超を計画
ゼンショーが1450店出店へ、人手確保など課題も



ゼンショーHDは海外での展開を加速する(ベトナムで23年11月に撮影)
クリックして拡大
 商業施設新聞は主要外食企業63社の出店数を調査した(10面参照)。2024年度の出店数が判明している46社の合計値は3627店以上となり、63社の前年度実績と比べても767店以上の増加を見込む。出店数を牽引するのはゼンショーホールディングスで、海外を中心に1450店もの出店を計画する。また、トリドールホールディングスは351店を計画し、こちらも海外出店が目立つ。ほかにも積極出店する企業は多いが、国内では人手不足や物件獲得競争の激化など、店舗開発は難しさを増している。

■ゼンショーは寿司に存在感
 23年度における63社の出店数は2860店で、24年度は判明している46社だけでもここから大きく伸長する。
 24年度の出店計画数でトップに君臨するのは、前年度に続きゼンショーHDだ。ゼンショーHDは1450店の出店を計画しており、そのうち国内129店、海外1321店と9割近くが海外での出店となる。23年度も971店の出店のうち、海外は868店だったため、海外市場に注力していることがわかる。
 ゼンショーHDの海外展開で注目したいのは「テイクアウト寿司専門店」だ。24年度のカテゴリー別の売上高予想を見ると、テイクアウト寿司専門店が属する「グローバルファストフードカテゴリー」で前年度比20.4%増を見込んでおり、「グローバルすき家カテゴリー」を超えて、同社の売り上げシェアのナンバーワンになることが想定されている。

(以下、本紙2024年6月25日号1面)




関東/中部
相鉄アーバンクリエイツら、ゆめが丘ソラトス、
  129店で7月25日開業、関東・横浜市初は20店
近畿/中国
イオンリテール、そよら金剛を28日開業、年間200万人の来場見込み
九州/四国
JR長崎シティ 23年度、全館売上高は249億円、新館は411万人が来場
アジア/海外
ニトリHD 25年3月期、海外純増は116店を計画、フィリピンなどに進出
街づくり/都市開発
日鉄興和不動産、虎ノ門で再開発検討、オークラ別館の隣で
小売業界動向
ニトリHD 25年3月期、店舗数純増171店を計画、海外は前期の2倍に
ロジスティックス
GLP川崎II、延べ約20万超で開発、25年3月に着工予定
店舗・施設関連
セブン-イレブン・ジャパン、コンパクト店舗、
  工場などで展開推進、福利厚生として提案
ホテル&サービス
フォーシーズンズホテル大阪、175室で8月1日開業、畳敷きの旅館風フロアも
外食産業動向
JR西日本大阪開発、バルチカ03、50店で7月31日開業、新業態や関西初を集積



デベロッパーに聞く 次世代の商業・街づくり No.438
(株)相鉄アーバンクリエイツ 常務取締役 佐藤洋人氏
SC激戦区 湘南・西湘エリアを歩く No.11
ミスターマックス湘南藤沢ショッピングセンター
阪神エリア大型開発 節目の2024年 No.1
大阪駅など各地で着工・竣工



海外は今
シーポート地区
サイト内検索