商業施設新聞
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2024/6/18(2550号)主なヘッドライン
24年度 小売出店まとめ、57社で計2364店超を計画
純増数は約2倍に拡大



24年度もDgSは小売業界の出店を牽引する
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 本紙は2月期、3月期の決算発表を行った小売企業主要73社の出店計画をまとめた(5面参照)。2024年度の計画値を明らかにした57社の出店予定数は計2364~2384店となり、23年度実績の2136店から228~248店増となる。ドラッグストア(DgS)が主要4社だけで450店以上出店するほか、アパレル、リユース業界の出店も目立つ。昨今は人手不足が顕著で出店拡大の障壁もある中、どのように計画を実現するか。24年度の出店を探る。

■DgS4社が100店超の出店を計画
 24年度は出店数が増加傾向にあることに加え、純増数も伸びている。純増数を比較可能な企業で算出したところ、23年度が計637店純増だったのに対し、24年度は計1193~1209店純増となり、ほぼ倍増する見通し。
 積極出店が純増数を押し上げており、業界としてはやはり24年度もDgSの動きが目立つ。マツキヨココカラ&カンパニー、スギホールディングス、サンドラッグの3社が120店を出店する計画だ。ウエルシアホールディングスも102店と3桁出店を予定しており、この4社だけで合計450店を超える。5月期決算のツルハホールディングス、コスモス薬品も含めると業界の出店数は一段と増え、その勢いは続く。


(以下、本紙2024年6月18日号1面)




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