商業施設新聞
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
2023/11/14(2521号)主なヘッドライン
24年2月期 小売出店まとめ、下期は33社で834店出店
DgSは上期前年割れも



クリックして拡大
 商業施設新聞は、2024年2月期決算の小売企業39社における出退店をまとめた。39社の上期実績は計902店で、ドラッグストア(DgS)やコンビニエンスストア(CVS)が牽引した。ただ、CVSは閉店が先行し、店舗数が減少する企業も目立った。このほかアパレルは業績が回復基調にあるが、出店数は大幅増には至っていない。下期の出店計画を開示している33社の合計は834店となった。

■DgSは前年同期比で増減まちまち
 今期も小売の出店を牽引するのはDgS業界だ。24年2月期上期、DgSのウエルシアホールディングスは54店、スギホールディングスは59店、薬王堂ホールディングスは2店を出店した。前年同期の数値を見ると、ウエルシアは79店だったことから今期は減少したことが分かる。スギは前年同期、41店だったことから今期の方が多い。薬王堂は前年同期が10店であり、今期はかなり減少しているなど、企業によって勢いにばらつきがある。
 業績面では人流回復で化粧品が好調に推移、処方箋枚数が増加、インバウンドの回復などがあり、上期はウエルシア、スギ、薬王堂がいずれも増収し、営業利益ベースで増益となるなど、業績としては悪くない。下期も積極出店を続け、ウエルシアが62店、スギは84店、薬王堂は7店を計画。通期ではウエルシアが116店、スギは143店、薬王堂は9店となる予定。DgSは調剤の開設も進んでおり、ウエルシアは「ウエルシア薬局」を筆頭に、調剤併設も推進し、免税販売を現在の約430店から24年2月末をめどに1000店まで拡大する。

(以下、本紙2023年11月14日号1面)




関東/中部
三井不動産、ららぽーと安城を着工、店舗6万m²に220店集積
近畿/中国
阪急電鉄ら、sononそのだ、22日に改装オープン、新店19店含む全30店展開
九州/四国
ナイトウコーポレーション、宇城市に2店複合、ナフコやラ・ムーが出店
街づくり/都市開発
自由が丘一丁目29番地区再開発、延べ4.6万m²で複合開発、
  26年7月の完成予定
小売業界動向
イオン 24年2月期、上期収益4.7兆円で過去最高、全セグメントで増収達成
ロジスティックス
シーアールイー、「草加II」を着工、延べ1.6万m²で計画
店舗・施設関連
セーフィー ワン、AIカメラで業務改善、レジ待ち時間短縮など
ホテル&サービス
東急不動産、箱根に「nol」2店目、24年5月に39室で開業
外食産業動向
ドトール・日レスHD 24年2月期、通期出店は90店前後、オフィス立地出店再開へ



デベロッパーに聞く 次世代の商業・街づくり No.424
大阪ダイヤモンド地下街(株) 事業本部長 足立直之氏
泉谷渉連載コラム これがアブナイ記者の街歩きだ!! No.54
「食」を制する者が勝つ



開店フラッシュ
フォレストゲート代官山
京都高島屋S.C.
経営者の目線 外食インタビュー
(株)ヤマト 取締役社長 清水一成氏
サイト内検索