時価総額で見る小売・外食業界2021
ファストリが大差で1位、コロナ禍でDgS躍進
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2月15日、日経平均株価の終値は3万84円となり、30年半ぶりに3万円の大台を回復した。アフター・コロナの景気回復を想定した先高観が強まりつつある中、本紙では小売・外食企業の時価総額ランキングをまとめた。小売企業はファーストリテイリングが断トツの首位、2位はセブン&アイ・ホールディングス、3位はイオン。外食では、日本マクドナルドHDが首位で、スシローグローバルHDが2位に躍進した。スシローグローバルHDは京樽を完全子会社化することを発表するなど、今後も各業界は慌ただしく動いていきそうだ。
■ファストリは国内全体でも4位に
時価総額は発行済み株式数にその時点の株価を掛けたもの。国内企業全体ではトヨタ自動車を筆頭に、ソフトバンクグループ、ソニー、日本電信電話、キーエンス、任天堂など日本を代表する企業が上位に名を連ね、企業力だけでなく時代を映す鏡とも言える。
小売業界の時価総額ランキングトップは、11兆1377億3400万円で「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリング。レナウンが倒産し、オンワードHD、ワールドが大規模なリストラを進めるなどアパレルが大不況の中で、株価は一人勝ち状態。2位のセブン&アイHDとの差を約3倍に広げた。同社は国内全体の時価総額ランキングでも4位に位置しており、先日は「ZARA」などを展開するインディテックスの時価総額を抜いたことがニュースとなった。
(以下、本紙2021年3月23日号1面)
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