商業施設新聞
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2025/6/17(2600号)主なヘッドライン
25年度 小売業界の出店を探る、53社で約2500店を想定
DgSで4倍増の企業も


マツキヨココカラ&カンパニーは前年度比50店増の出店130店を計画
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 本紙は2月期、3月期が決算の小売企業主要72社の出店計画をまとめた(5面参照)。2025年度の計画値を明らかにした53社の出店予定数は計約2500店で、同53社の24年度実績の2458店から約42店増となる。業界別では、マツキヨココカラ&カンパニーなどのドラッグストア(DgS)が積極出店を継続し、アパレルは店舗純増の企業も増えてきた。また、リユース業界も活況だった前年度並みではないが、買取専門店を中心に店舗数の増加を見込む。

■DgSは大手4社に勢い、薬王堂HDは約4倍に
 25年度の出店数は、比較可能な企業で見ると微増なものの、純増数は伸びる方向だ。純増数を比較可能な企業で算出したところ、24年度が計934店の純増だったのに対し、25年度は計1183~1193店の純増となり、約250店純増の見通しだ。
 積極出店で目立つのは25年度もやはりDgS。マツキヨココカラ&カンパニー、スギホールディングス、サンドラッグ、ツルハホールディングス(24年度から2月期に変更)の4社は100店超の出店予定とするほか、同4社とも出店計画数は24年度実績を上回る。最多はスギHDで、24年度実績比10店増の140店。次いでマツキヨココカラ&カンパニーが同50店増の130店、ツルハHDが同47店増の120店を出店する計画だ。
(以下、本紙2025年6月17日号1面)




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