商業施設新聞
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
2019/5/7(2293号)主なヘッドライン
名古屋商業開発 栄地区で活発
老舗百貨店閉店が契機、名駅はリニアに向け今後本格化

名鉄百貨店や近鉄パッセが立地する「名駅地区再開発」
クリックして拡大
 名古屋の2大商業地の一角、栄地区で、商業施設開発が活発化している。きっかけのひとつが、栄地区の老舗百貨店「丸栄」の閉店だ。新たな商業施設ニーズに対応するため、大手デベロッパーはSCや商業ビル開業に乗り出している。一方、名駅エリアはここ最近は収束気味で散発的な開発が目立つ程度だが、今後、2027年のリニア新幹線開業に向けて大型開発が一気に始動しそうで、この影響は当然栄にも波及するだろう。

■愛知を牽引する名駅と栄
 JR名古屋駅などを中心に、名古屋市中村区および同西区を総称する名駅地区と、名古屋市営地下鉄の栄駅や名鉄瀬戸線の栄町駅を中心に、名古屋市中区を総称する栄地区。この2地区が名古屋市、ひいては愛知県の商業開発を牽引してきた。
 名駅地区では2016年に「大名古屋ビルヂング」と「KITTE名古屋」、17年には「タカシマヤ ゲートタワーモール」が開業し、大型商業施設の開発はいったん収束した。現在名駅地区では、リニア中央新幹線の開通も考慮すると、オフィス需要の拡大が期待される。三井不動産の「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」や三交不動産の「名古屋三交ビル建替計画」では、オフィスを整備する。それに対して、栄地区は「ヨドバシカメラ」や「ZARA」が大型店を開業した程度で、大型開発が鳴りを潜めていたが、ここにきて商業施設の開発が活発化している。

(以下、本紙2019年5月7日号1面)



関東/中部
一宮市の競輪場跡地利用事業、LIXILビバGと契約
北海道/東北
アクティブワン、二本松市で商業開発
近畿/中国
JR西日本、岡山駅商業施設、増床改装で土産など強化
九州/四国
井筒屋小倉店、30億円かけ全面改装
小売業界動向
銀座仁志川、19年内に30店構築
街づくり/都市開発
大林組、京急電鉄ら4者、MM21中央地区53街区、2棟延べ18万m²ビル建設
ホテル&サービス
加瀬トランクサービス、CVSとトランクルーム併設
新千歳空港 高級ホテル整備、運営は碧雲堂H&R
店舗・施設関連
セールス・オンデマンド、窓掃除ロボット、2機種を販売開始
外食産業動向
東急電鉄、ミクニ伊豆高原を秋開業



【連載】
デベロッパーに聞く 次世代の商業・街づくり No.296
仙台ターミナルビル(株) 代表取締役社長 松崎哲士郎氏
商いの新しいものさし (株)商い創造研究所 松本大地 No.101
地域満足は商業施設活性化の突破力
インバウンド4000万人時代 ホテル最前線 キーパーソンに聞く No.40/41
アールエヌティーホテルズ(株) 首都圏営業部 部長 平尾隆志氏
シービーアールイー(株) CBRE Hotels ディレクター 土屋潔氏



開店フラッシュ
アスピア明石
天王寺ミオ エキうえスタンド
開店フラッシュmini
茅乃舎 西宮ガーデンズ店
レム東京京橋
サイト内検索