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前橋赤十字病院、宮崎瑞穂院長が全面移転後の新病院について講演


重症・救急は2倍の72床、透析40床、年8000件の手術対応へ15年8月着工

2014/11/25

宮崎瑞穂氏
宮崎瑞穂氏
 群馬県にある前橋赤十字病院(前橋市朝日町3-21-36、Tel.027-224-4585)は、広域災害対応、県の基幹病院としての充実化などを目指し、移転による一体的な全面建て替えを計画している。建物の老朽化、院内動線の迷路化、手術室不足、駐車場不足などの問題点が数多くあり、かつ救急医療の充実強化、大規模災害時への対応、地上ヘリポートの必要性などの課題もある。これらを総合的に解消するため、約10年前から施設整備検討を始め、現在、2018年4月の開院へ向けて設計を進めている。去る9月、同病院院長の宮崎瑞穂氏がJPI(日本計画研究所)の特別セミナーで「前橋赤十字病院《新病院建設》計画の進捗と取組み」と題した講演を行い、新病院にかける想いや、病院のあるべき姿などについて語った。
 前橋赤十字病院は、日本赤十字社群馬支部病院を前身とし、病床数80床で1913(大正2)年3月23日に開院した。その後、本館棟、東館棟、救急棟、基幹災害医療センターおよび高度救命救急センターなど増改築を繰り返し、現在の姿となった。病床数は592床(一般570、感染6、人間ドック6)、診療科目は30科を数える県内でもトップクラスの規模を誇る病院だ。
 移転決定までには時間を要した。02年に検討を開始し、8年後の10年に移転が決定。その間、地域住民や行政などと話し合いを重ねた。移転候補地は市内で誘致のあった民有地、県有地など11カ所あったが、患者需要が見込める、アクセスが良い、病院の適正配置が確保できる、敷地面積を確保できる、防災上の安全が確保されているなどの条件、また2次医療圏のみならず県内全域を対象とした病院を目指すことから、上川淵地区(面積約12万8000m²)を選定した。

(続きは本紙で)

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