半導体工場ハンドブック2014
~ニッポン半導体産業の次の一手を探る!~
■これ一冊で、2013~14年半導体業界のすべてが分かる!
■巻頭特集は「日本企業の工場立地および設備投資動向
~好調な成長を続ける業界・積極投資を実施する業種を探る~」
「ロボット産業の最新動向
~医療・介護分野から立ち上がる次世代半導体市場~」
■国内半導体メーカーの最新投資計画を一挙公開
■半導体ユーザーの動向も紹介
体裁・頁数:A4変形判、146頁
発刊日:2013年12月4日
ISBN:978-4-88353-217-9 C3055\9000E
定価 9,900円(税込)
■発刊趣旨とご購入のご案内
WSTSの市場予測によると、2013年の世界半導体市場は緩やかに回復し、前年比2.1%成長し2978億ドルになると見込まれています。3000億ドル突破を目前に控えていますが、欧州を震源地とした世界経済の不透明感に加えて、中国をはじめ新興諸国の経済成長の減速が懸念されています。パソコン市場の低迷を補ってきたスマートフォン・タブレットの市場も変調の兆しが見えており、次の市場を探していく必要性が生じています。
日本市場では、電子機器生産の低迷により、13年もプラスに転じることはできず、円ベースで前年比マイナス0.3%、市場規模3兆2600億円になると見られています。「日の丸半導体」はかつてない厳しい状況にありますが、LEDやパワー半導体、太陽電池向けのパワーコンディショナーなどエコデバイス市場の拡大が大いに見込まれています。「車載」「環境・省エネ」「医療・健康」をキーワードに、関連機器が13年度以降の国内半導体需要を強く下支えしていくと見られます。
『半導体工場ハンドブック』は、弊社発行の『半導体産業新聞』編集部が日頃の取材活動で蓄積したデータをまとめたもので、発刊して19年目を迎え、半導体業界の方々の必携の書としてご好評をいただいております。
今回の巻頭企画では、『半導体産業新聞』のデータだけでなく弊社発行の『工場計画情報』のデータも活用し、「日本企業の工場立地および設備投資動向」と題し、堅調な設備投資・工場立地を続けている業種を探ります。また、医療・介護分野から本格的に立ち上がりを見せ、次世代の半導体市場としても注目されるロボット産業の動向についても紹介する予定です。
■内容構成
- ◆巻頭特集1 日本企業の工場立地および設備投資動向
~好調な成長を続ける業界・積極投資を実施する業種を探る~
- 12年工場立地動向
- 設備投資計画調査
- ◆巻頭特集2 ロボット産業の最新動向 ~ロボット市場本格始動~
- 海外ロボット市場
- ㈱テムザック
- アクティブリンク㈱
- ATR知能ロボティクス研究所
- ◆第1部 2013~2014年半導体業界展望
- 1 2013年下期以降のセット・部品動向
- 2 WSTS 13年春季半導体市場予測
- 3 SEAJ 15年度までの半導体・FPD製造装置需要予測
- ◆第2部 最新業界・技術動向および主要デバイス市場
- 1 海外半導体メーカーの設備投資動向
- 2 国内半導体メーカーの設備投資動向
- 3 メモリーの市場動向
- 4 FPGA・PLDの市場動向
- 5 イメージセンサーの市場動向
- 6 パワー半導体の市場動向
- 7 車載MEMS動向
- 8 化合物半導体動向
- ◆第3部 新技術・材料・プロセスに挑む装置・部材メーカー
- 01 露光装置
- 02 リソグラフィー材料
- 03 フォトマスク
- 04 マスク描画装置
- 05 マスク検査・測定装置
- 06 ドライエッチング装置
- 07 CMP装置
- 08 CMPスラリー
- 09 CMPパッド
- 10 CMP後洗浄薬液
- 11 CMPドレッサー
- 12 洗浄装置
- 13 洗浄用薬液
- 14 超純水製造システム
- 15 半導体材料ガス
- 16 ボンディング装置
- 17 ディスペンサー
- 18 PFC・排ガス処理装置
- 19 テスター
- 20 テストソケット
- ◆第4部 工場ルポ/半導体工場分布図・ディレクトリー
- 工場ルポ 山形サンケン
- 工場ルポ ASEジャパン
- 工場ルポ 上海ホワリー
- 工場ルポ 東芝S&S社 四日市工場
- 半導体工場分布図(地域別)
- 国内の300mmウエハー工場・施設マップ
- 海外主要メーカーの工場分布図(アメリカ西部)(アメリカ中東部)(欧州・地中海地方)
- 韓国半導体工場マップ(FAB基準)
- 台湾の主要半導体メーカー工場マップ
- 中国の半導体(前工程)工場マップ
- 東南アジア半導体工場マップ
- 国内の主な半導体工場一覧(一貫工場・前工程工場)