商業施設新聞
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2025/4/22(2593号)主なヘッドライン
MICE 全国で整備活況
札幌、広島など地方に動き、東京駅周辺でも複数計画


カンファレンス施設などを導入する東京駅前のTOFROM YAESU
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 国際会議、展示会など多くの集客・交流が見込まれるMICE施設の整備が活況だ。MICEは一般的な観光よりも高い経済効果を生み出すことから、施設の整備が全国で進んでいる。再開発が進む東京駅周辺ではMICEに対応した機能を複数のビルに導入し、都心型MICEの拠点を形成する。また、コロナ禍で事業が延期されていた札幌市では計画の検討が再開されるほか、広島市、鹿児島市など地方でも動きは多い。今注目のMICE施設整備動向を探る。

■東京では再開発で施設内完結型など整備
 全国でMICE施設の整備が進む中、東京都でも3月27日にまちびらきを迎えた「TAKANAWA GATEWAY CITY」にラグジュアリーホテル、コンベンション・カンファレンス施設を導入。街区内で会議や宿泊などMICEを完結できる。さらに東京駅前の八重洲、日本橋、京橋エリアでは案件が集中しており、過去最大規模の再開発が行われている同エリアの再開発ビル内には、ホールやコンベンション施設、ホテルなどを設け、ここでも施設内でMICEを完結できるものがある。
 具体的な案件として2026年竣工予定の「TOFROM YAESU TOWER」3~6階に劇場・カンファレンス施設を導入する。「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、メーンタワーの5~8階に都心最大規模のMICE施設、40~47階にラグジュアリーホテル「ウォルドーフ・アステリア東京日本橋」を、「日本橋一丁目東地区再開発」は、A街区に建設する再開発ビルに都心型複合MICE拠点形成を支えるカンファレンスをそれぞれ展開する。
(以下、本紙2025年4月22日号1面)




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