商業施設新聞
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2024/9/17(2563号)主なヘッドライン
イトーヨーカドー跡地 ロピアなど商業活用続々
トライアル、リコパ化も

エトキ:首都圏でも閉店が進むイトーヨーカドー
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 イトーヨーカドー(IY)が北海道や東北などから撤退し、新たに茨城県の店舗も閉店する。その一方で店舗跡地に「ロピア」を展開する(株)OICグループによる新商業施設「CiiNA CiiNA」がオープンするなど、跡地活用は多い。今後閉店する店舗も立地や規模によって様々な活用の可能性を秘めている。

■東京、千葉など首都圏店舗も複数閉店
 今回の大量閉店では、「首都圏へのフォーカス加速」を変革の一つに掲げており、これに伴って北海道、東北、信越の各エリアから撤退する。さらに、フォーカスする首都圏1都3県でもIY津田沼店(千葉県習志野市)、IY上板橋店(東京都板橋区)、IY春日部店(埼玉県春日部市)、IY藤沢店(神奈川県藤沢市)などを閉店するほか、関東の茨城県唯一の店舗であるIY竜ヶ崎店(龍ケ崎市)も2025年2月の閉店が決まるなど、閉店ラッシュは首都圏にも及んでいる。
 イトーヨーカ堂は23年3月末時点で126店だった店舗数を、中期経営計画最終期の26年2月末までに33店減の93店とする方針を掲げており、24年8月に発表した5店(IY川崎港町店、IY尾張旭店、IY竜ヶ崎店、IY西川口店、IY姉崎店)をもって完了となる。
 注目されるのは跡地の活用だ。幹線道路、駅前などIY店舗は商業適地が多く、過去にはショッピングセンターの「ビバモール蕨錦町」「Paix Paixいわき平」など、スーパーマーケットの「ヤオコー加須店」など、ディスカウントストアの「メガセンタートライアル伊勢崎中央店」「メガセンタートライアル旭川店」などがオープンした。現在も様々な計画が進む中、跡地活用において最も多いケースは新たな商業施設への転換だ。

(以下、本紙2024年9月17日号1面)




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