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No.57

日本ウズベキスタンビジネスフォーラム開催、投資貿易大臣が投資呼びかけ


2020/1/14

ウルムザコフ投資貿易大臣
ウルムザコフ投資貿易大臣
 駐日ウズベキスタン大使館と日本貿易振興機構(ジェトロ)主催による日本ウズベキスタンビジネスフォーラムが、2019年12月16日に東京都内のホテルで開催された。冒頭、来日したウズベキスタンのウルムザコフ投資貿易大臣が挨拶し、日本企業の投資を広く呼びかけた。

 このビジネスフォーラムは、シャヴカト・ミルズィヤエフ ウズベキスタン大統領の初来日に先駆けて行われたもの。

 ウルムザコフ投資貿易大臣は挨拶の中で、ウズベキスタンが市場経済の発展した民主的な体制を作るために、経済改革を行っていることを説明。外貨のコントロールの自由化、土地所有の民営化、外国人永住権取得が可能となったことなどを紹介した。また、税制改革も進み、税率が下がり免税制度なども導入しており、「改革を進めていくことを約束する」とした。今後、5~6%の経済成長が予測されており、行政権の一部は議会に移行。役人ではなく法に基づく統治を進めている。日本企業にはウズベキスタンの環境を最大限活用することを願うとし、「日本のビジネスがウズベキスタンで成功することをお約束する。日本のビジネス界の皆様をウズベキスタンでお待ちしている」と締めくくった。

 続いて来賓として、日本ウズベキスタン友好議員連盟会長の麻生太郎氏が挨拶した。麻生氏は、日本の閣僚として初めてウズベキスタンを訪れた当時のエピソードなどを紹介。旧ソ連で抑留されていた日本人のうち、2万6000人がウズベキスタンに抑留されており、タシケントのナボイ劇場建設などに従事した。ナボイ劇場はその後大地震に見舞われても倒壊しなかったことなどを紹介。真面目に働く日本人は、現地で好感を持たれており、日本は信頼されている国となっていることを強調した。麻生氏は「日本人が作り上げてきた心を大切にしながら、これからのウズベキスタンの発展に貢献したい。今回の首脳会談を通じて交流が深まっていくことに期待したい」と語った。

 プレゼンテーションでは、三菱商事(株)タシケント事業所長の佐野洋一氏がウズベキスタンにおける同社のビジネスについて説明した。同社はウズベキスタンで電力プラントと肥料プラントのプロジェクトを担当。電力プラントでは電力セクター全体を見据えた、総合的なサービスを提供している。肥料プラントは20年秋の稼働を目指して現在建設も佳境に入っている。

 続いて、伊藤忠商事(株)タシケント事務所棟の今泉徹氏が同社のウズベキスタンの事業を紹介。ウズベキスタンのサムアフトへのいすゞ製トラックのCKD部品の納入からスタートし、同社への出資を実施し、現在は工場拡張を行っている。そのほか、ウラン精鉱、肥料のオフテイク、ガスタービンの補修なども行っている。

 フォーラムでは、いくつかのMOU締結式を実施した後、(1)燃料・エネルギー、化学、石油産業分野、(2)自動車産業、機械・設備、電器産業・医療機器分野、(3)食品、繊維・シルク産業、皮革産業分野、(4)インフラ建設、建材製造、観光分野の分科会を実施した。
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