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和泉市、133億円で3.2万m²・307床の総合医療センター開院


診療は倍増の32科目へ、トモセラピーや320列CT導入、手術室は10室に増設可能

2018/4/24

開院した「和泉市立総合医療センター」
開院した「和泉市立総合医療センター」
 和泉市(大阪府和泉市府中町2-7-5、Tel.0725-41-1551)は、(医)徳洲会 和泉市立病院の移転新築工事を実施し、このほど、新病院「和泉市立総合医療センター」を開院した。4月1日に開院し、同月2日より診療を開始している。規模は8階塔屋1階建て延べ3万2396m²で、病床数は307床。放射線治療装置としてトモセラピーを導入し、緩和ケア病床は24床を確保するなど、がん治療のさらなる強化を図っている。

 和泉市立総合医療センターの所在地は和泉市和気町4-5-1で、市道和泉中央線沿いにあたり、槇尾川公園に隣接する。規模は敷地2万1476m²、建築6822m²、RC一部S造り(基礎免震構造)8階塔屋1階建て延べ3万2396m²(保育所や薬局を含む)。駐車場は243台、駐輪場は60台を完備する。基本設計および工事監理は(株)内藤建築事務所 大阪事務所、実施設計は清水建設(株) 関西支店 一級建築士事務所、施工は清水建設 関西支店が担当した。

新規に導入したトモセラピー
新規に導入したトモセラピー
 病床数は307床を数え、診療科目は16科目から32科目まで増やした。病院部分の延べ床面積は2万8870m²で、1床あたり床面積は94m²、基準病棟階面積は2788m²、1床あたり病棟面積は33m²、個室率は32.4%となっている。主な付属施設として、S造り平屋建て延べ354m²の保育所と、S造り2階建て延べ434m²の薬局がある。そのほか、利便施設として、168人を収容する講堂や職員食堂、コンビニエンスストアやカフェを備える。

(続きは本紙で)

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