前回、携帯電話選びについて触れたが、迷った挙句、アンドロイドのスマートフォンに決めた。7月の周波数切り替え期間まで猶予はあったものの、ショップに数多く足を運ぶさなか、耐え切れずに買ってしまった格好だ。数カ月待って安値を追うよりは、利便性を先取りした方が世の中のペースに遅れなくて済むという結論に至った。
アイフォーン、アンドロイド、ガラケーなど数ある携帯電話の中から、決めたのがアンドロイドのスマートフォンである。何を重視するかは人によって異なるが、自分が最も優先したのはバッテリーの寿命、CPUの性能、そして画面の大きさ、液晶がきれいなことである。ガラケーに付き物のおサイフ機能やワンセグ機能、赤外線機能などは必要なく、パソコンの様にサクサクと軽快に使用できるほうが良いと判断した。
いざ、使ってみると、“がたい”が大きいせいか間違って手から落ちそうになることがあるし、アプリケーションが多くて何を使ってよいのか分からないことも多い。さらに、文字の打ち込みが物理ボタンではないため、押しているのか分からないだけではなく、間違えて入力してしまうことも多々ある。ここまで言うと後悔しているように感じられるが、以上の点はある意味で慣れの問題であり、ネットサーフィンのサクサク感、大画面の見やすさなどはこれを補って余りある点と言える。
先日、久方ぶりに京都に旅行に行き、スマートフォンを試す絶好の機会を得た。シーズンオフを選んだ安い旅行だったが、日本を代表する観光地であるせいか、人の多さには驚かされる。これまでの京都旅行とは異なり、レンタカーを利用せず近場の名所を歩いて回ることにした。
さて、スマートフォンはというと、最初に通信機能を自ら切断して「応答不能である」とショップに駆け込んだ自分のミス以外は順調であり、中でもナビ機能には感心した。行き先を音声入力すると、目的地まで画面で音声案内してくれるというものであるが、これまでは地図を見ながら右往左往していた事からすると、うそのような話であり、この機能だけでも買って良かったと感じている。
加えて、観光地ではデジカメに遜色ない800万画素もあるカメラ機能がフル稼働するし、必要に応じて動画機能も使える。お腹が空けば、近くの美味しいレストランを探すことも簡単だ。
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スマホは京都で活躍した |
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携帯電話選びの参考になったかは分からないが、現時点では早めにスマホに代えて正解だったと痛感する。
まだ、全機能の数%程度しか使用してない現状だが、操作技術が進歩した折にはさらなる良さを伝えられればと思う。
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