長谷川介護サービス(株)(東京都豊島区東池袋3-1-1、Tel.03-5956-3929)は、東京都世田谷区に住宅型有料老人ホーム「イリーゼ用賀ガーデン」を開設した。“多様性への対応”を施設のテーマとし、食事や娯楽などの質にこだわり、入居者の生活に潤いを与える様々なサービスを提供する。
所在地は世田谷区用賀1-19-22で、東急田園都市線の用賀駅から約700m、徒歩約9分。敷地は約1368m²、施設はRC造り3階建て延べ1876m²で、居室は46室(全室個室)を設置した。個人が所有していた土地を、エム・ケー(株)が建物譲渡特約付借地契約(契約期間30年)で借り上げ、エム・ケーが建物を保有し、長谷川介護サービスに賃貸するという事業スキームで開発した。
◆食事、娯楽、医療(介護サービス)に強み
同施設の特徴は、(1)食事、(2)娯楽、(3)安定した介護サービスが挙げられる。例えば食事では、朝食は和・洋、昼食は日替わりメニューあるいは好みの麺類、丼などから自由に選べる豊富な献立を用意するほか、天ぷらや寿司など普段よりワンランク上の食材、季節食材などを使用したイベント食を実施する。また、身体状況に合わせた食べやすいきざみ食、ソフト食、治療食なども提供する。娯楽は首都圏の1都3県を対象とした月に4回の外出ツアー、外部講師を招いての「いきいきビクス」「つぼ押し講習、漢方茶」「シニアヨガ」「フラワーアレンジメント」などの各種イベントを毎週必ず行う。外出ツアーでは、同施設スタッフがすべてサポートするため車椅子でも参加でき、家族とも一緒に楽しむことができる。そのほかにも特別な外出イベント(敬老の日の食事会やクリスマスなど)、訪問医療マッサージ、家具や家電の販売、買い物サロン、魚の解体ショーなど多様なニーズに対応したサービスを提供する。
(続きは本紙で)