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ベルランド総合病院、新病院4.2万m²が竣工、救急や周産期の機能強化


トゥルービーム、MEGを新規導入、CT・MRI・血管撮影装置各3台で診断強化

2014/11/4

8月15日に完成した新病院
8月15日に完成した新病院
 社会医療法人 生長会 ベルランド総合病院(堺市中区東山500-3、Tel.072-234-2001)は、敷地内の駐車場用地を利用して、現病院の全面建て替えを行い、先ごろ新病院が竣工した。9月16日より外来診療がスタートしており、今後は外構工事を行うほか、既存の病院を解体し、その跡地に駐車場を整備するなど、2015年3月末のグランドオープンを目指す。
 新病院は、RC一部S造り(付加制震構造)地下2階地上10階塔屋1階建て延べ4万2955m²(敷地面積3万3882m²、建築面積6142m²)の規模。延べ床面積は以前の1.7倍に拡大したが、病床数は現行どおり477床で、一般病床のほか、救急10床、ICU 20床(うちHCU 8床)、NICU 12床、GCU 12床、MFICU 6床、緩和ケア20床を備えている。設計監修は(株)昭和設計、設計は清水建設(株)関西事業本部一級建築士事務所、施工は清水建設(株)大阪支店が担当。13年4月1日に着工し、14年8月15日に完成しており、9月16日より外来診療を開始している。
 設計コンセプトは《笑顔が生まれる環境をととのえる》とし、(1)自然光と『ベルの森』を活かした明るくゆとりのある外来・病棟環境、(2)省エネルギーと環境負荷低減技術を活用したエコホスピタル、(3)大地震時の構造安全性と診療機能維持を備えた災害に強い病院、の3つを掲げている。

(続きは本紙で)

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