水素エネルギー企業 ハンドブック
第4のエネルギー、水素エネルギーの最新動向を網羅
○これ1冊で水素エネルギー業界を俯瞰
○水素ステーション用設備企業の製品戦略を網羅
○有力FCVメーカーの事業戦略を徹底解説
○水素インフラ企業の取り組みを徹底取材
○主要燃料電池企業の事業戦略を詳細に紹介
体裁・頁数:B5判、96頁
発刊日:2016年5月16日
ISBN:978-4-88353-244-5 C3055 \10000E
定価 11,000円(税込)
■発刊趣旨とご購入のご案内
2015年12月に開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)では、「産業革命前からの気温上昇を2℃未満にすることを目的とし1.5℃に抑える努力をする」ことが確認され、「パリ協定」として締結されるなど、地球温暖化への対応は世界共通の課題となりました。そうした中、水素エネルギーに対する期待はこれまで以上に大きくなっております。
14年12月、トヨタ自動車㈱が世界初となる燃料電池車(FCV)の一般販売を開始しました。FCVに水素燃料を供給する水素ステーションの建設も着々と進んでいます。そしてエネファーム、FCVに続いて水素発電についても導入が期待されています。製油所、製鉄所などでは以前から導入されていますが、今後は自家発電用、発電事業用でも本格化する見込みです。我が国は中国、北米に次いで世界3位の電力消費国でありながら、エネルギー自給率は5%程度にとどまります。水素エネルギーの利活用は我が国のエネルギー安定確保にもつながると期待されています。
本書は、次世代エネルギーとして有望視される水素エネルギーをマクロ的な視点から俯瞰しつつ、個別メーカーなどのミクロ的な情報を一冊にまとめたものです。カギとなる水素インフラをはじめ、FCV、水素設備、水素発電、燃料電池を展開する企業の動向を詳述しております。取材・執筆・編集にあたっては弊社発行の週刊誌『環境エネルギー産業情報』のスタッフが携わっております。
■内容構成
- 「水素エネルギー企業 ハンドブック」
- 第4のエネルギー、水素エネルギーの最新動向を網羅
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- ◆第1章 水素エネルギーを取り巻く社会
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- ◆第2章 水素インフラ企業の事業戦略
- ■水素インフラ企業の動向
- 岩谷産業㈱
- 大阪ガス㈱
- 川崎重工業㈱
- JXエネルギー㈱
- 高砂熱学工業㈱
- 千代田化工建設㈱
- 東京ガス㈱
- ㈱東芝
- 豊田通商㈱
- 合同会社 日本移動式水素ステーションサービス
- 三菱化工機㈱
- エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ
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- ◆第3章 水素設備企業の事業戦略
- ■水素設備企業の動向
- 岩谷産業㈱
- ㈱エコステージ
- 大阪ガスエンジニアリング㈱
- ㈱加地テック
- ㈱キッツ
- サムテック㈱
- 新コスモス電機㈱
- 新日鐵住金㈱
- 高石工業㈱
- ㈱日本製鋼所
- 日立オートモティブシステムズメジャメント㈱
- ㈱フジキン
- 本田技研工業㈱
- 三菱化工機㈱
- ヤマト産業㈱
- 理研計器㈱
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- ◆第4章 水素発電企業の事業戦略
- ■水素発電企業の動向
- 川崎重工業㈱
- 三菱重工業㈱
- 三菱日立パワーシステムズ㈱
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- ◆第5章 FCV企業の事業戦略
- ■FCV企業の動向
- トヨタ自動車㈱
- 日産自動車㈱
- 本田技研工業㈱
- ゼネラルモーターズ
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- ◆第6章 燃料電池企業の事業戦略
- ■燃料電池企業の動向
- アクアフェアリー㈱
- 京セラ㈱
- 西部ガス㈱
- 東京ガス㈱
- 東芝燃料電池システム㈱
- 東邦ガス㈱
- パナソニック㈱
- インテリジェント・エナジー