ごみ・し尿・下水処理場整備計画一覧2014-2015
(旧環境設備計画レポート)
全国のごみ処理・リサイクル施設・最終処分場・し尿処理・下水終末処理場の最新整備計画を完全網羅
○全国のごみ・し尿処理施設や下水終末処理場の現状を網羅
○大好評『環境設備計画レポート』リニューアル書籍の最新版
○増加するごみ処理施設の整備計画をカバー
○ごみ処理に付随するリサイクル・資源化施設をカバー
○先進水処理・省エネ化が進む下水終末処理場を徹底追跡
体裁・頁数:B5判、340頁
発刊日:2014年10月20日
ISBN:978-4-88353-226-1 C3060 \23000E
定価 25,300円(税込)
■発刊趣旨とご購入のご案内
ごみ処理施設、し尿処理施設および下水終末処理場は我々の生活に不可欠です。我が国では古くから地方自治体が事業主体となり、ほぼ国内全域で整備されています。ごみ処理施設においては、ごみ排出量の減少、広域化の推進、地方自治体の財政難や統合などを背景に整備は鈍化傾向にあります。一方、稼働年数が長い施設が増加する中、新設、更新、さらには改造による延命化などが急務となっており、今後、整備が加速していくと見られています。同時に従来の焼却炉に比べCO2(二酸化炭素)排出量を低減できる新コンセプトの焼却炉が導入されているほか、ごみを燃料化するBDF化施設の整備も進んでいます。また、2012年7月に施行された再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を契機にごみ焼却発電施設も増加しています。他方、し尿処理場や下水道の終末処理場においては、下水汚泥のガス化や固形燃料化のための設備、さらにはそれらを活用した発電設備の整備が進められています。加えて、国土交通省の「B-DASHプロジェクト(下水道革新的技術実証事業)」においては、下水処理場における消費電力の4~6割に相当する曝気プロセスの省電力化をはじめ、先進的な水処理(固液分離)、バイオガス回収・精製・発電技術の実証が進められています。
本書は、全国のごみ・し尿処理施設、下水終末処理場の現状を詳述しています。新設・更新・増設計画やそれに伴う建て替え、解体などの動きにフォーカスし、計画概要、処理能力、予算、施工業者、着工および完工時期、新増設に至った背景などをまとめています。稼働中の既存施設についても14年9月現在の最新状況をアップデートしています。
弊社では『環境設備計画レポート』を毎年発刊していましたが、13年度に新たに下水終末処理場の動向を加え『ごみ・し尿・下水処理場整備計画一覧』としてリニューアルしました。本書はその最新版となります。編集には弊社発行の週刊誌『環境エネルギー産業情報』のスタッフが携わっております。同誌はごみ処理施設、し尿処理施設、下水終末処理場、リサイクル施設、斎場などの環境関連施設をはじめ、火力、水力、太陽光、風力、地熱、原子力など発電所の整備計画、さらには、スマートグリッド、2次電池、環境対応車、環境発電などの動向を詳述しているほか、国内外の環境エネルギー関連有力企業の最新ビジネス動向を徹底的にレポートしています。本書は同誌の取材、編集を通じて得た情報リソースをベースに、廃棄物処理施設に関するイヤーブックとしてまとめたものです。読者の皆様のご批判、ご叱正、ご助言をお願い申し上げる所存です。
■内容構成
- 第1章 全国ごみ処理施設整備計画
- 第2章 全国ごみ焼却場既存施設一覧
- 第3章 全国し尿処理施設整備計画
- 第4章 全国し尿処理場既存施設一覧
- 第5章 全国下水終末処理場整備計画
- 第6章 全国下水終末処理場既存施設一覧