日本半導体産業 激動の21年史
(上巻)2000年~2010年
◇ IT革命の嵐の中で苦闘するニッポン半導体!!
◇ 国内製造装置は大善戦、3大材料は日本勢の独走態勢!!
体裁・頁数:B5判、248頁(定価4,600円+税)
発刊日:2020年9月28日
ISBN:978-4-88353-325-1 C3055 \4600E
定価 5,060円(税込)
■発刊趣旨とご購入のご案内
本書は、躍動する半導体産業が世界経済を動かす存在になっていく21年間(2000年~2020年)の歴史をキーパーソンの語りを中心に編纂されたものです。
上巻においては、2000年~2010年までの中でITバブル、同時多発テロ、リーマンショックなどの時代情勢を描き、デバイス・装置・材料の各分野での日本企業および海外企業の激闘の姿をとらえています。
執筆は半導体業界における最古参記者の泉谷渉(産業タイムズ社・代表取締役社長)および伊中義明(元朝日新聞社論説委員)が担当し、これまでにない書籍として世に問うものであります。
■内容構成
- ◆第1章 プロローグ
- 20年前のニッポン半導体の光景
- ~「IT革命」スタートしシステムLSIにシフト
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- ◆第2章 2000年
- ~ITバブルで世界半導体は2000億ドルの大台
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- ◆第3章 2001年
- ~同時多発テロ発生し、半導体は16年ぶり大不況
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- ◆第4章 2002年
- ~大型投資で台湾、韓国脱け出し日本は事業大再編
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- ◆第5章 2003年
- ~垂直統合で戦う日本はデジタル家電で圧勝
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- ◆第6章 2004年
- ~世界半導体爆裂成長の中で日本勢後退目立つ
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- ◆第7章 2005年
- ~世界半導体市場の43.8%がアジアで日本は2位死守
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- ◆第8章 2006年
- ~ファブレス企業台頭の中でDRAM大活況突入
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- ◆第9章 2007年
- ~シリコンサイクル消滅論浮上し300mmファブ60本稼働
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- ◆第10章 2008年
- ~リーマン・ショック直撃で国内半導体は大暴落するも装置は世界トップ
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- ◆第11章 2009年
- ~「日本ひとり負け」でもパワーデバイスは地殻変動の時
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- ◆第12章 2010年
- ~日本製造装置は倍増し、3大材料は日本企業が首位独走