ホテル・宿泊施設 計画総覧 2018年版
~ホテルマーケットの「今」が分かる、業界のすべてがここに。最新開発トレンドを網羅~
○ 活況が続くホテル・宿泊施設業界の今後を展望するインタビュー掲載
○ 商業施設新聞が注目するホテルデベロッパー・オペレーター
46社の企業動向
○ エリア動向、異業種参入、新ブランド、
新業態など目まぐるしく変わる業界のトレンドを徹底紹介
○ 都道府県別のホテル・宿泊施設開発計画を一挙掲載
体裁・頁数:B5判、312頁
発刊日:2018年5月1日
ISBN:978-4-88353-269-8 C3060 \20000E
定価 22,000円(税込)
■発刊趣旨とご購入のご案内
2017年の訪日外国人観光客は、日本政府観光局の調査開始以来最多となる前年比19.3%増の2870万人となりました。さらに、訪日外国人観光客全体の消費額は前年比17.8%増の4兆4161億円と、5年連続で年間ベースの過去最高を達成。20年の東京五輪開催なども追い風となり、今後ますます多くの訪日客が予想されています。また、国内でのビジネス需要、旅行ニーズの高まりなどからホテル・宿泊施設の開発が活況で、国内では20年末までに約7万~8万室の新規供給が見込まれているというデータもあります。
ホテル・宿泊施設業界は17年に転換期を迎えました。大きな要因のひとつは“宿泊業態の多様化”です。最近特に話題になっている民泊をはじめ、カプセルホテルなどの簡易宿泊所も安価で泊まれる施設として注目されており、今後さらなる開発が期待されています。さらに、差別化といった観点からは、既存ホテル事業者の新ブランドホテルや、ホテル・宿泊施設業界への新規参入といった動きもあります。ここ数年盛り上がっている外資系ホテルも、多様なグレードが様々なエリアに出店していく見込みで、北海道や沖縄といったリゾート地を中心に、全国各地へ進出エリアが広がっていきます。
本書は4章構成とし、第1章では業界動向としてホテル業界を展望する2社のインタビューとマーケットの動向データ、第2章では商業施設新聞が注目するホテルデベロッパー、オペレーター46社の動向を探り、これまでの取り組みや今後の計画などの企業戦略を掲載しています。第3章では最新の開発トレンド特集としてエリア動向、新規参入、新ブランド、新業態、MICE、再開発などのホテル特集、第4章では2018年4月以降に開業する全国の開発案件全般を収録しました。
■内容構成
- 第1章 ホテル業界展望インタビュー、マーケットの動向データ
- ビジネスホテルの客室単価伸び悩む 地方は好調、沖縄はさらなる成長へ
- JLL 取締役執行役員 ホテルズ&ホスピタリティ事業部長 沢柳知彦 氏
- 東京、京都、大阪中心に開発加速 「インバウンド」がキーに
- シービーアールイー㈱ CBRE Hotels ディレクター 土屋 潔 氏
- まだまだ活況ホテル開発
- インバウンド、20年4000万人も突破間近
- ALL-JAPAN観光立国ファンド 組成へ運用会社設立、宿泊施設などに投資
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- 第2章 注目46社の企業戦略
- アールエヌティーホテルズ/アパグループ/エイチ・アイ・エス/ABホテル/小田急電鉄/価値開発グループ/カトープレジャーグループ/カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント/共立メンテナンス/近鉄・都ホテルズ/グリーンズ/呉竹荘/京王電鉄/京阪ホールディングス/京浜急行電鉄/コスモスイニシア/ザイマックス/サンケイビル/JR九州ホテルズ/ジェイアール西日本ホテル開発/JR東日本グループ/スーパーホテル/相鉄ホールディングス/ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ/ダイワロイヤル/東急不動産/東急ホテルズ/東武ホテルマネジメント/東横イン/西鉄ホテルズ/阪急阪神ホテルズ/ビスタホテルマネジメント/ファーストキャビン/福岡地所/藤田観光/プリンスホテル/ベッセルホテル開発/ホスピタリティオペレーションズ/ホテルオークラ/三井不動産グループ/三菱地所/名鉄イン/森トラスト/ユニゾホールディングス/リゾートトラスト/ルートインジャパン
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- 第3章 最新の開発トレンド特集
- エリア動向
- 東京都 品川など空港近接地、銀座で開発ラッシュ
- 大阪府 市内中心に300室規模のホテルが増加
- 京都府 高稼働を背景に新設・改装が急増
- 金沢市 20年までに2500室増加
- 福岡市 博多駅周辺でのホテル開発激化
- 沖縄県 リゾート開発加速
- 新ブランドホテル続々投入
- ホテル事業に異業種参入相次ぐ
- 高級ホテル開発、地方でも拡大中
- 脚光を浴びるカプセルホテル
- MICE、アジアNo.1へ施設整備進む
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- 第4章 全国のホテル・宿泊施設計画
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- 施設名索引