「ChatGPT」に代表される生成AIが半導体業界でも大きな注目を集めています。生成AIが日常生活に急速に浸透するなかで、マイクロソフトやグーグルといった大手ハイパースケーラー各社がAIサーバーへの集中投資を断行し始めています。マクロ環境の悪化に伴い、足元ではデータセンター投資は全体的には低調に推移していますが、AIサーバーへの予算配分は大幅に引き上げられており、これがGPU大手の米エヌビディアの売上急拡大にもつながっています。GPUなどのプロセッサーだけでなく、メモリー分野とりわけDRAMはHBM（High Bandwidth Memory）の需要拡大が期待されています。さらに生成AIの市場拡大はチップレットなど先端パッケージの市場拡大にも大きく貢献すると期待されており、半導体業界にとってAI市場は今後もっとも成長余地が高い分野と位置づけられています。
　本セミナーは市場・技術の両面から旬なテーマを深掘りする「Tech & Market Update！」セミナーのシリーズ第2弾として企画したものです。市場動向ではAIサーバー市場や大手ハイパースケーラーの戦略にフォーカスするとともに、実際にデータセンター事業を展開する事業会社の視点から足元の事業環境や最新の戦略についても語っていただきます。生成AIで求められるデータセンターの運用や設置方法なども解説していきます。半導体業界注目の生成AIを理解する絶好の機会として、是非ともご活用ください。