産業タイムズ社
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セミナー
文系出身者のための
1日で分かる『半導体プロセス』教室
―― 顧客と円滑なコミュニケーションができるように ――

  開催日
2013年1月29日(火)開催 9:30~18:00
  会場
東京・御茶ノ水 連合会館
  参加費
33,600円/1名(テキスト、食事・飲物付、消費税込)

多数のご参加ありがとうございました。


半導体の理論や原理を学ぶためのビギナー講座ではありません。ビジネスにとって一番必要となる、顧客との円滑なコミュニケーションを行うための半導体講座です。本セミナーでは、半導体プロセスで使用する基本用語を、可能な限り覚えていただきます。英会話と同じで、基本用語さえ大まかに理解していれば、会話は思いのほか、スムーズに進めることができます。ただ用語解説ばかりでは味気ないので、トランジスタ動作やプロセス処理・装置、およびプロセス・フローの解説を噛み砕いた表現で行いますので、そこに盛り込まれた基本用語を覚えてください。
特典:参加者全員の方に、(社)日本半導体製造装置協会発行の「半導体ができるまで」前工程と後工程の工程図を進呈します。

■ プログラム
第1部 トランジスタ周りの名称と役割りを覚えましょう
9:30~10:40(70分)
CMOSロジックに見るトランジスタ構造と役割り
  ―― 四つの言葉でトランジスタ構造を攻略しましょう ――
半導体産業新聞 松下 晋司
10:40~12:00(80分)
主要デバイスのトランジスタ動作をもう少し詳しく
  ―― ロジックとメモリ(DRAM、フラッシュ)について ――
エスアンドエスセミコン(元㈱日立製作所 半導体事業部) 川本 洋
12:00~12:50 ランチ+名刺交換会
第2部 ウェハと主要プロセス&装置の名称と役割りを覚えましょう
12:50~14:50(120分)
■半導体製造プロセス
 半導体製造プロセスは、なんのためにあるのでしょうか
   ―― なぜウェハを大口径化し、なぜ高額な装置を導入するのか ――

■Si(シリコン)ウェハ
 半導体を作り込む「シリコン・ウェハ基板」
   ―― なぜSi/円形/大口径化など、ウェハの役割り ――

■洗浄  半導体製造の大敵:ゴミを徹底的に排除する
   ―― ウェハにゴミが付着するとどうなる ――

■成膜  導電膜や絶縁膜などをウェハ全面に形成する
 1.熱を利用して酸化膜(SiO2膜)を形成する
     ―― 大量に処理するバッチ式とウェハ一枚づつ処理する枚葉式 ――
 2.熱やプラズマによるガス反応を利用して成膜するCVD(Chemical Vapor Deposition)
 3.金属の塊が砕け、飛び散って付着するスパッタリング(PVD:Physical Vapor Deposition)
 4.多層配線工程で使用するCu(銅)電解めっき

■リソグラフィ(露光)
 (エッチングで)加工したくない領域をレジストでブロックする「パターニング」
   ―― リソの仕組みと役割・様々な手法/マスク・レジスト・現像・アッシングも踏まえて ――

■エッチング
 レジストでブロックされていない領域を削り取り、ウェハ全面に形成した膜を様々な形状に加工

■イオン注入・熱処理
 ヒ素やリン、ボロンの不純物を注入し活性化する「 イオン注入・アニール工程 」
 1.シリコン・ウェハに特定の電気特性を持たせる
 2.半導体素子(トランジスタ)の性格付けを行う(n型、p型)

■平坦化
 リソグラフィ(露光)のために、成膜後の表面は常に凹凸なしにする
   ―― CMP(Chemical Mechanical Polishing:化学機械研磨) ――
   凹凸のある形成膜の表面を、Chemical(化学研磨剤)やパッドなどを使って、Mechanical(機械的に)Polishing(削って)平坦化

■半導体ファブ(工場)
 半導体ファブ内の装置レイアウトは
   ―― 装置配列はプロセス順ではなく、ベイという考え方 ――
第2部担当:エスアンドエスセミコン(元㈱日立製作所 半導体事業部) 川本 洋
14:50~15:10 コーヒーブレイク
第3部 紙芝居で見る半導体製造プロセス・フロー
15:10~18:00(170分)
PartⅠ ウェハ前処理工程Ⅰ『フロントエンド・プロセス』
     CMOSロジックのトランジスタが形成されるまで
     ―― 主要6ブロックを紙芝居で見る ――
     素子分離、ウェル形成、ゲート形成、サイドウォールとソース/ドレイン形成、シリサイド化、Wプラグ形成の6工程

PartⅡ ウェハ前処理工程Ⅱ『バックエンド・プロセス』
     CMOSロジックの多層配線が形成されるまで
     ―― Al多層配線とCu多層配線 ――
     加工してから埋め込むAl配線と埋め込んでから加工するCu/low-k配線

PartⅢ 後工程『パッケージング・プロセス』
     出来上がったLSIをパッケージする
     ―― パッケージングの役割りと組立工程、そして出荷へ ――
第3部担当:半導体産業新聞 松下 晋司
*講演タイトル・講演者は、都合により変更することがあります。あらかじめご了承ください。
■ セミナー概要
  日時
2013年1月29日(火)開催 9:30~18:00
  参加費
33,600円/1名(テキスト、食事・飲物付、消費税込)
  会場
東京・御茶ノ水 連合会館
  主催
半導体産業新聞 J45
■問い合わせ先
○ 産業タイムズ社 事業開発部
    FAX:03-5835-5494 TEL:03-5835-5894
    Email:pd@sangyo-times.co.jp