FIT(固定価格買取制度)以降、新エネルギー関連投資が活況を呈しています。最近では、メガソーラーに加えバイオマスや風力発電でも新規投資の気運が高まっています。また、スマートコミュニティ関連ではIoT(モノのインターネット)時代を先取りした「自動運転車」が注目され、そこに必須のセンサーネットワークを構成する電子デバイス産業が活発な動きを見せています。さらに、16年に始まる電力小売りの全面自由化や、15年からと予測されるFCV(燃料電池車)市場の離陸を契機とした水素社会到来が新たなビジネスチャンスを生むと期待されており、それを掴もうとする 産業界の動きが目立ってきました。こうした動きに絡む産業界の動向をリポートします。