電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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2025/11/20(2677号)主なヘッドライン
メモリー投資、DRAMで拡大機運
CR・装置制約で改造集中、NANDは慎重姿勢崩さず

クリーンルームなどインフラ整備も一部制約条件に(写真はSKハイニックスのM15X)
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 メモリー投資はDRAMでキャパシティー増強を含む大型投資に向けた機運が高まっている。足元では、HBMだけでなく汎用DRAMの需要も逼迫。スマートフォン(スマホ)など民生市場では調達に苦慮する状況も出てきており、年明け2026年以降もタイトな需給環境が続く。こうしたなかで、DRAM各社は積極投資に転じようとしているが、クリーンルーム(CR)の建設状況や製造装置の調達などで制約が出てきており、一筋縄ではいかない状況だ。一方、NANDは従来にも増して各社が慎重で、大型投資に発展しにくい状況が続く。
(以下、本紙2025年11月20日号1面)




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