電子部品主要6社、20~25年 M&Aは30件
長期目線の戦略へシフト、SW・PF強化の動きも
電子部品メーカー各社において、直近の芝浦電子を巡るミネベアミツミとヤゲオ(台湾)によるTOB(株式公開買い付け)の動きを筆頭に、中長期を見据えたM&Aの機運が高まっている。本紙では、主要電子部品メーカー6社(ヤゲオ、ミネベアミツミ、ニデック、村田製作所、TDK、アルプスアルパイン)の2020~25年(9月初旬まで)、10~19年における各社のM&A件数(事業譲受など含む)を分類ごとにまとめた。
(以下、本紙2025年9月11日号1面)
自動車産業・部品

車載用半導体、前四半期比で微減、4~6月期 不安定な需要が続く

テスラ、監視付きの自動運転、日本国内で試験走行

ボルグワーナー、HVCHの受注獲得、2社向けに28年生産
IT・半導体産業

三菱電機 4~6月期、パワー需要が低迷、光デバイスは好調推移

吉川工業アールエフセミコン、受託テストで攻勢、新工場棟は28年稼働予定

ソシオネクスト、3DIC設計に対応、高性能パッケージ提供

ソシオネクスト 4~6月期、中国不振で大幅減収、下期は車関連で新規量産

エヌビディア 8~10月期、16%の増収を予想、中国向けH20は計画含めず

レスター、欧米で事業を買収、SSS製品の販売権取得
電子部品

フジクラ、佐倉に次世代工場、光部品やSWR増強

米HDD2社 25年6月期、両社とも業績伸長、ニアライン向けが増加

イリソ電子工業 4~6月期、パワトレは過去最高、中国NEV向け伸長
パッケージ・回路基板

フォックスコン、通年でも大幅成長へ、AIサーバーが牽引役に

オーク製作所、1μm線幅のDI、有機RDLなどに展開

ZDT 1~6月期、売上高は過去最高、IC基板/HDIが牽引
電子ディスプレー・電池

GCL、PSCを量産開始、年産2GWを目指す

台湾FPD4社 4~6月期、為替重荷も販売堅調、減速懸念が強まる
製造装置・材料・FA・ロボット

RSテクノロジーズ、台湾で工場を取得、ウエハー再生事業を強化

PeS、芝メカと資本業務提携、独自電子ビームの量産拡大

東芝D&SとSICC、SiCウエハー、高品質化で連携へ

BASF、中国ロボ企業と連携、人型向けの材料開発へ

BDとTRI、人型ロボの実証成功、高度な自律性能を実現

リアルセンス、エヌビディアと連携、ロボット関連技術を融合

アルバック 新中計、31年度に売上3600億円、半導体分野で6割以上

フォトロニクス、8~10月も減収想定、5~7月はFPD用好調

トリケミカル研究所、中国で合弁設立へ、先端半導体材料を生産
カウンターポイント田村のFPD直球解説 No.91

製造技術が異なるG8有機EL
マウンター企業2025 キーパーソンに聞く No.2

パナソニック コネクト(株) 執行役員AVP 回路形成プロセス事業部 事業部長 高橋良太朗氏
インタビュー

スズキ(株) 四輪中東・アフリカ部 部長 岩瀬大輔氏

Chart(株) 代表取締役 松井宏平氏/取締役 宇井瞭介氏
工場ルポ

東洋合成工業 千葉工場
半導体・オブ・ザ・イヤー2025特集

次世代の新技術に注目