電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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2025/6/5(2563号)主なヘッドライン
国内半導体製造装置各社、25年度は小幅成長
先端投資で下期再加速、中国投資一服も依然高水準

NAND投資も最悪期を脱す(写真:キオクシアの四日市工場)
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 2025年度(26年3月期)の国内半導体製造装置メーカー主要各社の売上高は、ばらつきはあるもののおおむね横ばい~1桁半ばの伸びを見込んでおり、小幅な成長にとどまりそうだ。急激に伸びた中国地場での半導体投資が一服し、下期(25年10月~26年3月)からグローバル顧客を中心とした先端プロセス投資が成長の拠り所となる。先端のDRAMやファンドリーのほか、NAND投資も復調の兆しを見せる。ただ、関税影響を含めて下期再加速のストーリーはまだ不確定な部分が強く、その動静は夏ごろにクリアになってくると見られる。
(以下、本紙2025年6月5日号1面)




自動車産業・部品
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IT・半導体産業
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AMDとHUMAIN、5年で100億ドル投資、AIインフラ構築で合意
Nintendo Switch2、初年度出荷は1500万台、電デバ企業の業績にも貢献
インフィニオン 25年9月期、売上計画を下方修正、為替や関税影響を反映
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電子部品
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国内電子部品メーカー業績 24年度、総じて堅調で7社増収、25年度は円高や関税が重し
太陽誘電 25年度、設備投資は460億円、増強ペースを抑制
パッケージ・回路基板
AT&S 25年3月期、売上高は3%増加、クリム新工場で量産開始
景旺電子、市況変化を拡大機会に、日本顧客へ車載基板を量産
デンカ 電子・先端プロダクツ、25年度は14%増収へ、一般半導体の回復も期待
電子ディスプレー・電池
JDI、11期連続赤字に、車載事業を分社化
ファースト・ソーラー 1~3月、粗利率悪化で減益、年間計画を下方修正
Daqo 1~3月期、価格の下落で苦戦、在庫の削減進む
製造装置・材料・FA・ロボット
IQE、25年は微増を想定、光通信などで成長見込む
レゾナック 1~3月期、半導体は大幅増益、後工程向けなど好調
日本セミラボ、移動度・シート抵抗測定器、非接触で分布測定
Persona AI、2700万ドルを資金調達、人型ロボの開発を加速
産業用ロボット国内3社 1~3月期、受注高は20%増加、市況回復も米関税が懸念
DHLグループ、ロボ1000台を追加導入、BDとの連携体制を強化
NAURA、インプラとめっきに参入、ポートフォリオ拡充に意欲
芝浦メカトロニクス、24年度売上は20%増、先端後工程向けが拡大
トーカロ、東京工場内に新棟、装置部品の表面処理強化



前線で戦う女性たちの「今」を聞く No.114
(株)クライム・ワークス 長崎テクニカルセンター製造部 松尾杏奈氏
カウンターポイント田村のFPD直球解説 No.88
5月から始まった稼働率と価格調整



インタビュー
富士フイルム(株) 取締役執行役員 エレクトロニクスマテリアルズ事業部長 岩崎哲也氏
メック(株) 取締役 常務執行役員 経営企画本部長 谷口哲也氏
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リガク 山梨工場
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