先端メモリー、新構造・新材料の適用進む
DRAM 3D構造が本命に、NAND Moなど新メタル導入
クリックして拡大
DRAM、NANDの先端プロセス向けの技術開発が活発化している。足元のメモリー市場はパソコンやスマートフォンなど民生分野の低迷を背景に調整局面にあるが、将来を見越した技術開発はメモリーメーカーだけでなく、装置・材料メーカーの間でも新たな事業機会としてリソース投下が強まっている。DRAM、NANDともに共通するのは従来の微細化・高積層化(スケーリング)だけでなく、新構造・新材料を適用することで高性能化とコストダウンを推し進めていく必要が出てきたことだ。先端メモリーの開発動向を追った。
(以下、本紙2025年3月13日号1面)
自動車産業・部品

日産自動車、4000億円の費用を削減、営業利益率4%確保へ

車載用半導体 10~12月期、4社で在庫日数増加、短期LTに在庫で対応

いすゞ自動車、米国で生産拠点新設、27年に稼働を予定
IT・半導体産業

理想汽車、SiCパワーモジュール、蘇州で試験生産開始

エヌビディア 2~4月期、事業の成長が継続、ブラックウェルが牽引

テックポイント、台湾企業の子会社に、7月上旬までに上場廃止

マイクロン、25年から1γ量産、広島EUV導入は年内完了

華虹半導体、無錫拠点の計画縮小、最終能力を月産6万枚に

ナビタス、1~3月は減収予想、24年は5%増にとどまる
プリント回路・実装

ユニオンツール 25年12月期、最高業績を更新へ、基板用ドリルの需要旺盛

LGイノテック、車載APモジュール、25年後半から量産へ

北川精機 7~12月期、減益も受注が堅調、海外企業の投資が継続
電子ディスプレー

ビジョノックス、合肥G8.6工場に遅れ、装置導入は26年4月

中国、TV市場で初のトップ、ハイセンスらが躍進

メタ、AI搭載の新グラス、数カ月内に詳細発表
電池・新エネルギー

Daqo、24年は損失を計上、ポリSi単価は半減

出光興産、大型製造装置を整備、硫化リチウムを大規模生産

現代自動車グループ、サムスン系とMOU、ロボ用電池を共同開発
製造装置・材料・FA・ロボット

SCREENホールディングス、後藤専務が新社長に、半導体装置事業で実績

荏原製作所 精密・電子事業、25年受注高は23%増、めっきなど新事業も拡大

中外炉工業、異形可能なコーター、半導体などに拡大

東京応化工業 25年12月期、売上高予想は11%増、下期から成熟世代も回復

TOWA、新社長に三浦取締役、技術の横展開も推進

AXT、1~3月は減収想定、中国InP規制が影響

日立製作所、10nm以下の微細欠陥、MLで高感度検査

1X、人型ロボ企業を買収、米国での開発体制を強化

Stial、力センサー企業買収、研磨用人型ロボを発表
一般電子部品

タムラ製作所、DC向けが急拡大、主力製品で売上5倍

国内コンデンサー企業5社 10~12月期、微増~横ばいで推移、AIサーバー向けに期待

太陽誘電、玉村の新棟が竣工、MLCC開発を強化
「富県宮城」の挑戦2025~成長市場を疾走する立地企業~ No.6

ケミコン東日本(株) 代表取締役社長 今野健一氏に聞く(下)
DSCC田村のFPD直球解説 No.85

iPhone用パネルの供給シェア
インタビュー

デンカ(株) 執行役員 電子・先端プロダクツ部門長 堀内博人氏

(株)スリーハイ 代表取締役 男澤誠氏/営業統括本部 本部長 松本英嗣氏

ローツェ(株) 取締役相談役 崎谷文雄氏 (上)

スペースエントリー(株) 代表取締役 熊谷亮一氏
メモリー総合特集

メモリー市場 民生軟調で厳しさ続く